「エウレカセブン」劇場版第1作、2017年秋に公開　「ニルヴァーシュ」の新設定画も明らかに

　劇場3部作「交響詩篇エウレカセブン　ハイエボリューション」の第1作が、2017年の秋に公開されます。4月2日（米国時間）にアメリカで行われたイベント「アニメボストン2017」で、制作アニメ会社・ボンズ代表の南雅彦プロデューサーが発表しました。これまでの特報映像には登場していなかった主要機「ニルヴァーシュ」の新設定も公開しています。

　同作は、2005年から放送されたテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」を新たに劇場3部作でアニメ化するもの。総監督には京田知己さん、脚本家は佐藤大さん、キャラクターデザインは吉田健一さんなどテレビアニメシリーズのスタッフが再集結し、すべてのせりふを再構成しながら、新作映像と再撮影した新たな映像で描きます。

　劇場3部作では、テレビ版では詳細が描かれなかった大災害「ファースト・サマー・オブ・ラブ」の映像を新たに挿入予定。イベントでは「ファースト・サマー・オブ・ラブ」に登場するニルヴァーシュの新規設定画を世界で初めて公開しました。このほかテレビシリーズでは写真の中で少ししか出てこなかったアドロック（主人公・レントンの父）も、同災害で活躍するキャラとして登場することを明かしています。

　また日本だけでなく、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイなど全世界で同時期に展開することも発表。北米は日本と同時期公開となり、Funimationが担当します。第2作は2018年、第3作は2019年に公開予定。