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アニメスタジオの仕事を解説する企画展「アニメがうごく」開催 題材はボンズ、ポリゴン・ピクチュアズ、DLE

「秘密結社 鷹の爪」と「亜人」のコラボ映像も上映。

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 日本のアニメーションスタジオを焦点を当てた企画展「アニメがうごく〜アニメーション創造の現場〜」が、4月2日から9月4日まで「SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアム」(埼玉県川口市)で開催されます。

アニメがうごく ボンズの仕事を最新作「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」を題材に解説 (C)BONES・會川 昇/コンクリートレボルティオ製作委員会

 会場では、3つのアニメーションスタジオの仕事を、それぞれ1つの作品を題材にして解説。「交響詩篇エウレカセブン」などで知られるボンズは最新作「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」を、「シドニアの騎士」「山賊のむすめローニャ」のポリゴン・ピクチュアズは「亜人」を、フラッシュアニメで知られるディー・エル・イーは「秘密結社 鷹の爪」を題材にします。

アニメがうごくアニメがうごく ポリゴン・ピクチュアズの「亜人」、ディー・エル・イーの「秘密結社 鷹の爪」 (C)桜井画門・講談社/亜人管理委員会、(C)DLE

 どのスタジオも企画資料、シナリオ、コンテ、設定資料、原画を展示。またボンズでは原画から動画を制作するプロセスを遊びながら学んだり、ポリゴン・ピクチュアズでは3DCGのキャラクターを動かして表情を変えられたり、ディー・エル・イーでは「鷹の爪団」の主要キャラを声で動かせたりと、それぞれアニメ制作を楽しめるインタラクティブ装置も用意されています。「秘密結社 鷹の爪」と「亜人」のコラボ映像の上映も!

アニメがうごくアニメがうごく SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ(左)、映像ミュージアム館内(右)

 ほかにも黎明期から現在までのアニメの技法の変遷を年表やパネルで解説したり、展示作品に携わっているアニメーターの制作ワークショップを開いたりする予定。料金は大人510円、小人250円(映像ミュージアムの常設展の観覧料込み)です。

展示内容

「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」by株式会社ボンズ

テーマ:手描きアニメーションでうごく!

 日本独自に進化した手描きアニメーションの手法で、アクションなどの緻密な描写やクリエイター主導型の作風で定評のある、株式会社ボンズによるアニメーション制作を、同社最新オリジナルアニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」を題材に紹介。

  • 企画資料、シナリオ、コンテ、設定資料、原画の展示
  • 脚本家、監督作画監督他のインタビューを上映
  • 原画から動画を制作するプロセスをインタラクティブ映像装置で遊びながら体験できる展示

「亜人」by株式会社ポリゴン・ピクチュアズ

テーマ:デジタルアニメーションでうごく!

 最新のデジタルアニメーションを用い、従来の日本の手描きアニメーションの質感に近い「セルルック」アニメーションの作品を手掛ける、株式会社ポリゴン・ピクチュアズによるアニメーション制作を、同社最新作「亜人」を題材に紹介。

  • 企画資料、シナリオ、コンテ、設定資料の展示
  • 原作漫画のキャラクターを基にどのように3DCGでキャラクターをデザインするかの解説
  • モーションキャプチャーの使用、モデリング等、デジタルアニメならではの制作プロセスの解説
  • 総監督、監督のインタビューを上映
  • グッズや造形物(フィギア、プロップ等)の展示
  • インタラクティブ装置を用い、3DCGで作成されたキャラクターを動かしたり、表情を変えたりすることができる体験型展示

「秘密結社 鷹の爪」by株式会社ディー・エル・イー

テーマ:フラッシュアニメーションでうごく!

 フラッシュアニメーションを用いた、ユーモラスな作風で定評のある株式会社ディー・エル・イーのアニメーション制作を紹介。題材は、今年で誕生10周年を迎える同社の代表作「秘密結社 鷹の爪」。

  • 「秘密結社 鷹の爪」10年の歩み年表
  • 「秘密結社 鷹の爪」と「亜人」のコラボレーション映像の上映
  • 企画資料、シナリオ、コンテ、設定資料の展示
  • 監督「FROGMAN」インタビュー上映
  • 声で「鷹の爪団」主要キャラクターを動かせる体験型映像展示
  • フラッシュアニメーションの制作プロセスを映像で紹介

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