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サカナになって探検だ! 東京ディズニーシー「ニモ&フレンズ・シーライダー」を一足先に体験してきたニモやドリーと海底の旅へ

5月12日にオープン予定の東京ディズニーシーのアトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」だけじゃなく、ディズニー・リゾートラインやグッズもニモづくし。

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ニモが! マーリンが! 「ファインディング・ニモ」シリーズの仲間たちが次々と登場します

 2017年5月12日、東京ディズニーシーに最新のアトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」がオープンします。ポートディスカバリーという未来の港にて、新たに存在が明らかになった海洋生物研究所では、どんな最新技術が使われているのでしょうか? 今回はオープンに先駆け、海の中の世界を体験できる「Marine Life Institute」に潜入してきました!

東京ディズニーシーに新しく登場する新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」

超最新マテリアル「チヂミニウム」で縮んだら、そこはニモたちの世界!

このアトラクションは、海洋生物研究所の科学者たちが開発した、電気を通すと収縮するという「チヂミニウム」でできた潜水艦「シーライダー」に乗って、魚サイズになって楽しむライドです。そしてその海の中には、ディズニー/ピクサー映画「ファインディング・ニモ」「ファインディング・ドリー」に登場したニモやドリーたちと出会い、一緒に泳ぐことができるというもの。

これがMarine Life Instituteの入り口
中央にサカナ型の潜水艇が、これから私たちが乗る「シーライダー」の模型。チヂミニウムという特殊なマテリアルでできており、サカナサイズに縮むのです

 この冒険では、「人工フィッシュ知能」を搭載したシーライダーが主役。本物の魚のような動きが、操縦士なしでもできるという優れもの。そしてこのアトラクションに登場するのは、ニモやドリーだけでなく、映画「ファインディング・ドリー」に登場した新たなキャラクター、タコのハンクやジンベエザメのディスティニー、シロイルカのベイリーにも会えるかも。乗るたびに新たな出会いがあるんです。

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ドリーが!
冒険はシーライダーに乗る度に変わる? 今回はファイディング・ドリーに登場した、タコのハンクも登場しました

 アトラクションの映像は、ピクサー・アニメーション・スタジオで映画製作に携わっているスタッフがこのために作ったもので、映画の世界がそのまま再現されています。ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーで、ファインディング・ニモシリーズの製作総指揮を務めたジョン・ラセター氏も熱いメッセージを寄せています。

映画「モアナと伝説の海」のアロハでにこやかに笑うジョン・ラセター氏

 残念ながら、アトラクションで体験できる冒険の内容はここでは書けません。でも、その体験はまるでファインディング・ニモの新しい短編を見ているかのよう! 乗り終えたらあなたもきっと、ジョン・ラセター氏のような笑顔になっているはずです。

おや、ポートディスカバリーの港に、新しい仲間がいるようですね
こちらにも。お気に入りの岩の取り合いをしているかもしれません

実はこちらもリニューアル「タートル・トーク」に新キャラ登場

 そして東京ディズニーシーとファインディング・ニモといえば、大きな豪華客船、S.S.コロンビア号の中にある「タートル・トーク」も忘れてはなりません。映画に登場するウミガメ、クラッシュと会話が楽しめるこのアトラクションに、2017年5月12日からは新たに「ファインディング・ドリー」に登場したキャラクターたちがやってきます。がらりと変わった内容は、もはや新アトラクションといってもいいかもしれません。みんな、サイコーだぜ!

おなじみのアトラクション、クラッシュと話せる「タートル・トーク」にも新キャラクターが登場
タートル・トークは豪華客船、S.S.コロンビア号の中にあります

新グッズに新メニューも見逃せない、そして「空飛ぶ海中シーライダー号」も登場!?

 もちろん、これらのアトラクションの登場を記念したグッズ約55種類や、見た目も楽しいメニューが登場します。特に一部グッズはオープン記念の特別なもので、オープンした日付がはいったもの。ぜひチェックを!

「ニモ&フレンズ・シーライダー」関連グッズがいっぱい登場しています
イチオシは頭にかぶる「ファンキャップ」。クラッシュのファンキャップをかぶってアメリカのディズニーランドに行ったら「どこに売ってるんだ!?」と何度も聞かれました。シーライダーのファンキャップはもちろん東京ディズニーシーでしか買えません
夏にうれしいパイナップルスムージーの「ディープシー」(400円)。良くかき混ぜてお召し上がれ
ニモ&フレンズ・チュロス(350円)はオレンジ味
こちらはポップコーン、ニモのバケット付き(2300円)

 さらに注目は、東京ディズニーシーへ向かうために乗るディズニー・リゾートライン(モノレール)。パープルの車両に乗るあなたは本当にラッキー。この車両には「ニモ&フレンズ・シーライダー」の登場を記念し、車外にラッピングが施されています。

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乗れたら本当にラッキー、ニモ&フレンズ・ライナーには仲間たちがいっぱい描かれています

 実はそれだけではありません。この車両の“中”に注目。なんとそこは、まるで海の底。ファインディング・ニモシリーズに登場するさまざまなキャラクターたちが、あなたを外から観察しているようですよ。

窓からこちらを見ているのはシーライダー!
天井にも海の仲間がいっぱい
まるで海の中にいるみたいですね

 普段は空飛ぶ旅のようなディズニー・リゾートラインが、このニモ&フレンズ・ライナーだけは海底を旅するような体験になります。このニモ&フレンズ・ライナーは2017年5月8日から11月26日までの期間限定運行。ぜひ、お見逃しなく。

東京ディズニーシーならではのアトラクションの登場、皆さんの反応は?

 このアトラクションは、世界でもここ、海をテーマにした東京ディズニーシーだけにしかないオリジナルのアトラクション。実はこのアトラクション、東京ディズニーシーオープン当初から存在していたアトラクション「ストームライダー」があった場所です(関連記事)。

 このアトラクションが存在するテーマポート「ポートディスカバリー」は“自然と科学の調和”を世界観として作られています。実は上記のストームライダー終了、そして新たな「ファインディング・ニモ」のアトラクションが作られるという発表があったときには、続編である「ファインディング・ドリー」のシナリオが全く明らかになっていないタイミングでした。ファインディング・ドリーを見たときに、劇中に「Marine Life Institute」を見て驚きました。これはポートディスカバリーにぴったりじゃないかと!映画の世界を、実際に体験できるのです。

永遠に完成しないパークに、最新技術が活用された新たなアトラクションが登場しました

 東京ディズニーリゾートだけでなく、世界のディズニーテーマパークは、創設者であるウォルト・ディズニーの哲学である「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」(関連リンク)という思想が根付いています。私自身はストームライダーをはじめ、東京ディズニーリゾートで古くから存在する、思い出のアトラクションたちがなくなるのは大変残念なことだと思っていますが、それ以上に今回のような最新の技術を使い、既存のテーマやストーリーをフル活用した、新たな体験ができるということのほうが楽しみです。

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 2020年に向けて、東京ディズニーリゾートは大きく変化しつつあります(関連記事)。実は2020年の大規模拡張のそのまえに、東京ディズニーシーでは2019年度に「ソアリン(仮)」が登場する予定です。こちらも本当に楽しみ。その前に、ぜひニモたちの世界へ、みんなで“縮みに”行ってはいかがでしょうか?

(C)Disney /Pixar

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