「スマスマ」終了後も投稿されるスマスマ関連ハッシュタグ「復興に向けて手をつなごう」 発案者に話を聞いた
関連ハッシュタグが毎週のようにトレンド入りしています。
2016年12月26日、年内での解散が決まっていたSMAP出演の番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ)が終了。20年以上もの間、ファンから愛され続けてきた番組が終わってから既に約半年となりましたが、Twitterでは「SMAP×SMAP」が放送されていた月曜22時に、ハッシュタグ「#スマスマ」が毎週のようにトレンドに入っています。
「SMAP×SMAP」の中でも震災復興への支援を訴え続けてきたSMAP。今行われているファンのツイートもその流れを受け継いだもので、付けられるハッシュタグは「#スマスマ」の他「#復興に向けて手を繋ごう」「#SMAP大応援プロジェクト」など多種多様ですが、内容は募金の呼びかけや、被災地の商品に関するものなど、被災地支援を呼びかけるものが主となっています。
SMAPのファンたちは解散以降もその意志を継ぐように被災地支援を呼びかけてきました(関連記事)が、ファンはなぜ解散して約半年の今も呼びかけを続けているのでしょうか。「#復興に向けて手を繋ごう」のハッシュタグを作ったSMAPファンに背景を聞いてみました。
「『SMAP×SMAP』は唯一無二の番組だった」と語るのは、SMAPのファン歴は約20年だというaction☆smileの長澤さん。「#復興に向けて手を繋ごう」のハッシュタグをつけ、復興支援のツイートを始めたのは「(SMAPが行っていた)復興支援の呼びかけを番組終了後も続けたいと考えた」からだったそうです。
Twitterでは、今も毎週月曜日に“#復興に向けて手を繋ごう”のハッシュタグに応援メッセージが寄せられており、今では月曜日以外の日にツイートする人や、SMAPファンではない人のツイートも目立ち始めているとのこと。
「ファンのみなさんがアカウントを見つけてくださり活動内容に賛同してくださったこと、SMAPの復興に対する思いが根付いていたことが大きいと思います。SMAPファンが今も行動していることが分かればいいというスタンスでタグを作ったので、ここまで広がるとは思っていませんでした」(長澤さん)
SNSでの今後の活動については「忘れずにいることの必要性を感じているので、大きな活動ではないですがこれからも細く長く続けていければ」と語りました。また、現在は個々の活動しか見られなくなったSMAPの5人については「やはり5人そろってのパフォーマンスを楽しみにしています」と活動再開を望んでいるそうです。
長澤さんは「被災地に寄り添うSMAPを見ているからこそ、復興について自然に意識する人たちがたくさんいるんだと思います」と、SMAPのこれまでの被災地支援活動を振り返っています。代表曲「世界にひとつだけの花」の購買運動や、存続を願う署名運動が起こりながらも解散したSMAPですが、今もその影響力は絶大のようです。
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