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今どきのファンタジーキャラはオーブもマントも身に着けない? Twitter漫画が指摘したジェネレーションギャップの恐怖

言われてみれば……。

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 「アラサーオタクの恐怖だったこと」と題した4コマ漫画が、Twitterで注目を集めています。内容は「ファンタジー描いて」と言われたとき、若い人は人物にオーブ(宝珠)を付けないというもの。言われてみれば、最近そういう装飾のキャラ見かけなくなりましたね。

もう若い人にはオーブの概念自体がないのだそうで……(画像提供:瀬尾セカさん

 そもそも、いきなり「オーブ」と言われてもピンと来ない人も多いかもしれません。ここで言うオーブとは、「スレイヤーズ」や「魔法騎士レイアース」など90年代ファンタジー作品でよく見られた丸い装飾を指します。ほら、肩当てやベルトに、まん丸の宝石みたいなの付いてませんでした? あ、知らないですかそうですか……。

代表的な“オーブ付きキャラ”、リナ=インバース(スレイヤーズREVOLUTION公式サイトより)

 4コマ漫画を投稿した瀬尾セカさん(621seka)と友人たちは、若い人に「ファンタジー世界のキャラクターデザインにオーブを付ける」認識がないことに驚がく。ジェネレーションギャップに恐怖しながら会話を続けるうちに、長いマントも見なくなったことに気付くのでした。そういえば全身をすっぽり包むようなマントも、最近のアニメやゲームに出てこなくなりましたね。

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最近のキャラクターは、マントは着ていても丈は短め(画像提供:瀬尾セカさん

 本当に最近のファンタジーキャラには、オーブやマントが付いていないのか? 近年のアニメやゲームなどをざっと確認してみたのですが、シンプルな服装のキャラが多く、確かになかなか見られません。「七つの大罪」のように、世界観はファンタジーながら、主要人物が普段着で戦う作品も目立ちます。

「七つの大罪」主人公のメリオダス(アニメ版公式サイトより)

 ただ、アニメ版「オーバーロード」のアインズのように、巨大なオーブが主張するデザインもまだあります。オーブやマントが減ったのは時代の流れなのでしょうが、特異なキャラクター性を示すうえでは、まだ健在のようです。

オーブもマント(ローブと言うべきか)も兼ね備えた、分かりやすくファンタジックなデザイン(オーバーロード公式サイトより)

(沓澤真二)

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