ニュース

ネットのクソ記事はこうして作られる!? 有吉のラジオが発端「焼きごて記者」とはねっと用語知ったかぶり

あの日、サンドリリスナーがざわつきました。

advertisement

 たまに見かけるネット用語を、勝手に知ったかぶりで解説する「ねっと用語知ったかぶり」。今回は「焼きごて記者」をご紹介します。

焼きごて記者

【焼きごて記者(やきごてきしゃ)】

 焼きごて記者とは、尻に焼きごてをあてられているかのように、PV(ページビュー)が取れそうな話題なら何でも書きそうなネットニュース記者のことを表します。この言葉は、有吉弘行さんが自身のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で何年か前から言い始めたものですが、7月26日深夜放送の「マツコ有吉のかりそめ天国」で有吉さんがこの言葉を話したことから、ネット上でもじわじわと話題になりました。

Twitter「焼きごて記者」の検索結果

 やたら見出しが大げさだったり、「わざわざ記事にしなくてもいいよね」と思われるものまで記事化したりと、既存媒体に比べるとまだまだ未熟さが目立つ(こともある)ネットニュース。PVが多いとインセンティブがついたり、逆にシェア数が少ないと原稿料が出ないなんてブラックな話もあったりして、「PVのためならあいつらなんでもやるぜ」的な言われ方をすることもしばしばです。

advertisement

 有吉さんの「焼きごて記者」という表現は、そんな“ネットニュース記者観”の一側面を、確かにうまく切り取っているともいえます。また有吉さんのような芸能人の場合、ネットニュースにあれこれ書かれることも多く、「あいつら焼きごて当てられてるからしょうがないよ」的なニュアンスも少なからず入っているのかもしれませんね。

 なお、ねとらぼ編集部にそのような世紀末的風習はございません。

使い方例

例1:焼きごて記者がまた適当な記事を書いているよ……。

例2:あの話題、きっと焼きごて記者が食いついて記事にするんだろうな。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 天井裏から変な音がする→スマホを突っ込んで撮影したら…… 映った“とんでもねぇ”モノに「恐ろしい」「何これ」と騒然の196万表示!
  2. ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』、舞台が見えづらいとの指摘に謝罪 「視認性の改善を講じる」
  3. 11カ月娘、帰宅したママの顔を見た瞬間……! ママ「うれしそうすぎてうれしすぎる」100点満点のお出迎えに「これは可愛いよ」
  4. 亡き父が植えた思い出のモミの木が巨大化→次男が伐採していると兄が現れ…… リアルな庭じまいの記録に共感と応援の声
  5. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  6. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  7. 「あのおじさん誰?」 お笑い芸人、解散後の激変ぶりにネット驚き「ピスタチオ 懐かし」
  8. 「葬送のフリーレン」の勇者一行、ネモフィラ畑に現る 名場面にちなんだコスプレが「これを花畑を出す魔法か」と23万いいね
  9. 【今日の計算】「500×99」を計算せよ
  10. 「ディズニー くまのプーさん」の新作ミュージカル、舞台が見えないと物議 「全然楽しめなかった」「ステージが低すぎる」