人類には早すぎるデートスタイル　初対面の男女がVR空間で仲を深める企画、関節がアカン方向に曲がってるけど楽しそう

　初対面の男女にVRの世界でデートしてもらうちょっぴり未来な企画が、Facebook上で行われています。……ただし、技術的に早すぎる部分もチラホラ。

　「Virtually Dating」に参加したJohnさんとShelbyさんは、VRヘッドセットを装備し、相手の顔などが見えない状態でご対面。VRの世界には、3Dスキャンで再現された本人そっくりなアバターが用意されており、それをモーションセンサーで操作しながら仲を深めていきます。

　これだと仮想空間を使っているだけで、普通のデートとあまり変わらないのでは？　……と思ってしまうのは最初だけ。実際にアバターを動かしてみると、関節が変な方向に曲がってしまったり、体が相手にめり込んでしまったりと不思議な事態が発生。あ、こういう現象、昔のゲームでよく見た気がする！　また、アバターを宇宙人や恐竜などに変更できる楽しそうな機能も搭載されており、良くも悪くも見た目にとらわれないコミュニケーションができるシステムになっているもよう。

　現実と似ているでまったく違う「Virtually Dating」の環境で、一緒にバーチャルな月面旅行に出かけたり、サボテン、がい骨の姿になってダンスしたりしているうちにデートは終了。ところどころ気になる仕様もありましたが、それはそれで楽しめたようです。

　その後、「もう一度、デートしてみたいと思う？」とこの手の企画ではおなじみの質問が行われましたが、2人ともノリノリの様子。見事、カップルが成立し、VRの世界からリア充が誕生しました。

（マッハ・キショ松）