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冠水した道路への進入は禁物! JAFが360度動画で水没車両からの脱出法を指導

窓を割る道具の重要さがひしひしと伝わります。

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 近年増加するゲリラ豪雨により、車が冠水した道路に入って水没してしまう事故が全国で多発。こうした背景から、JAFが水没車両からの脱出方法を解説した動画を公開しました


冠水 怖い状況を生々しく伝えつつ、対応法を紹介

 動画は360度視聴対応で、マウス操作で視点を全方位に移動可能。視聴者は助手席の位置から、水没時の状況やドライバーの動きを体験することになります。


視点移動 ドラッグや、左上のアイコンをクリックすることで視点を移動。VRゴーグルでの視聴にも対応しています

 冠水した道路に入ると、ものの数秒で浮かび上がってしまう車体。ハンドルやブレーキなどは一切コントロールできなくなってしまいます。水圧がかかってドアは成人男性でも開けられぬ状態となり、2分もすると車内にもすきまから水が……。


進入 進入して数秒で、車は制御不能に

2分経過 2分経過。ドアは人力では開けられず、浸水も始まっている

 水没から5分後、浸水はドライバーの胸元まで上がり、予断を許さぬ状況に。ここでJAFは、シートベルトを外し、窓を割って脱出するよう指導しています。緊急時に備えて、窓を割る道具を手の届く場所に置いておくことの重要さがありありと分かる動画でした。


5分経過 5分も経過すると車内はプールのように。そろそろ窓を割る判断をしないと危ない

脱出 6分30秒経過時点で脱出。決断が遅れたら、大変なことになっていたでしょう


(沓澤真二)


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