どこを切ってもインスタ映え最高　ディズニー・ハロウィーンが今年もやってきた：食べものも“仮装”？（2/2 ページ）

この時期ならでは、「ヴィランズだらけ」の東京ディズニーシー

　2017年9月4日に16周年を迎えたばかりの東京ディズニーシーは、ハロウィーン直球の「ヴィランズ」たちが闊歩（かっぽ）する世界になってしまいました。

　メディテレーニアンハーバーで開催される「ザ・ヴィランズ・ワールド」では、今年もマレフィセントやキャプテン・フックたちが自分たちの妖しい世界を最大限に披露します。2017年の目玉は、マレフィセントのイバラを表現したかのような「アクアボード」。突然上方向に伸びる演出には本当にびっくりしました。

　さらに、東京ディズニーリゾートマニアだけでなく一般層にまで話題になった、あのヴィランズの「手下たち」が今年も東京ディズニーシーに登場。ゲストにヴィランズファッションの素晴らしさをアピールしたり、ヴィランズの仲間に引き込もうとリクルーティングに励んでいるようです。

　東京ディズニーシーの食べ歩きも見逃せません。おなじみのスナック、ギョウザドッグがこの時期だけの「ツートンギョウザドッグ」に変身。ふしぎの国のアリスに登場するハートの女王様をイメージした、鮮烈な「赤」のギョウザドッグです。映える！

　そして忘れてはならないのは、ダッフィーと仲間たちのハロウィーン。新たに仲間入りしたウサギのステラ・ルーも、初めてのハロウィーングッズがたくさん登場しています。

“インスタ映え”を超えた？　映えておいしいディズニーホテルの“ハロウィーン”

　毎回注目している、ディズニーホテルのダイニングもやっぱりハロウィーン一色です。今回は東京ディズニーランドのイベントのイメージを、そのままフルコースにしたようなディナーコースを紹介しましょう。

　ディズニーアンバサダーホテルの「エンパイア・グリル」では、「エンパイアディナー」が登場。前菜はサンマのテリーヌとハーブマリネ。メインはマンガリッツァポークのローストとチリメンキャベツのブレゼ、またはビーフテンダーロインのグリルです。そしてデザートは見た目がびっくりするほどレコードそっくり！ チョコレートテリーヌと赤ワインのソルベを堪能できます。メインは濃厚、そしてデザートは目で見て楽しく、食べて甘い構成で、今回のディズニー・ハロウィーンの目玉といえるかもしれません。「インスタ映え」の言葉が流行る前から、味覚にも視覚にも訴えかけるメニューを作り出してきた、ディズニーホテルの最新作ですね。

　ディナーだけではありません。ロビーラウンジの「ハイピリオン・ラウンジ」では、なんとマイクをお召し上がりいただけます。このケーキセットは洋梨のキャラメルムースで、ミッキーマウスがマイクを握っている姿をイメージして作られています。これはまさにフォトジェニック！　自慢できる一品です。

　その他、ハイピリオン・ラウンジでは2017年10月10日にクローズが発表されている、「スタージェット」（関連記事）をイメージしたケーキセットも登場。多くのファンがアトラクションを「食べに」来ているそうです。

“プチ仮装”でディズニー・ハロウィーンを楽しもう

　2017年の東京ディズニーリゾート「ディズニー・ハロウィーン」は毎日がフル仮装OK。本格的なファンは上から下まで完全な仮装で楽しむ準備を1年間かけて考えていたりしますが、Tシャツをそろえたりほんのちょっと小道具を付けたりする“プチ仮装”でも楽しめます。赤、黒、黄色の3色をポイントでおさえれば、遠目に見たらミッキーマウス！ そんな楽しみ方もアリですね。なお、仮装にはルールがありますので、詳細は公式サイトをぜひチェックしてください。

　東京ディズニーランドで音楽ライブを体験するか、それとも東京ディズニーシーで妖艶な世界に浸るか。ハロウィーンはたった54日間。楽しんでくださいね。