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おぼれたワシ、ピンチを乗り越えたくましく羽ばたき自然に帰る
足に傷も負っていました。
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カナダのノバスコシア州にある野生動物リハビリセンターが、溺れたワシを保護し、自然に帰す様子を動画で公開しています。
ノバスコシア州にあるムース島の近くでハマグリをとっていた男女3人が、水の中でおぼれているハクトウワシを発見しました。おそらく魚を取ろうとして失敗し、そのまま溺れてしまったものと思われます。
3人はボートで近づきワシを救助、野生動物リハビリセンターへと連絡し、送り届けました。
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センターではワシの健康状態をチェック。骨折もなく、血液検査も異常なし。しかし驚いたことにワシは右足の先の方を失っていました。おそらく以前に罠にかかって足の先を失ってしまったものと思われます。
ワシは一晩保護され翌朝、建物の中で飛べるかのテストをしました。ワシは職員さんから放たれると、力強く羽を動かし、低空ですが少しの距離を飛ぶことに成功。そのためセンターの職員たちは、可能な限り早めにワシを自然に帰すことを決めました。
そしていよいよワシが自然に帰される日が来ました。外でケージから出されたワシは、しばし立ち止まり、バっと羽を広げると、空に向かって元気に飛び立っていきました。
足のけがにおぼれるというピンチもなんのその、2度の危険を乗り越えた強さを持つワシ。これからは幸せに暮らしてほしいですね。
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