夜道を歩いて家に着くと突然腰に手が…… 実体験を描いた注意喚起のための漫画「変質者に襲われました」が恐ろしい
鍵を締めるまで油断せず警戒して帰りましょう。
ある日の夜、女性が家に帰る際に突然変質者に襲われた時のことを描いた漫画「変質者に襲われました」がTwitterに投稿され話題になっています。
投稿したのは実際に体験したあやりり(@ayariri_motu)さん。その日は友達と飲んでから夜中に一人帰宅するところでした。いつもは駅から自転車ですが、この日は雨のため歩きで、家までは20分はかかるといった距離。タクシーに乗ることも考えますが「でもワンメーター嫌がられるし…」と思い、歩いて帰ることに。
暗い道では車にひかれないようスマホのライトをつけて、同時にLINEをしながら歩いていたそうです。そして、そのまま家に着いて玄関に一歩入って荷物を下ろそうとした瞬間、グッと両手であやりりさんの腰をつかむ謎の手が。
「(やばい、後ろ誰かいるっ)」と思い振り返ると、そこには知らない男。「だれっ…!!」とあやりりさんが向き合って思わず叫び声を上げると、その若くて細身の変質者は「ちっ…なんだよ」といった感じで、走って一瞬にして逃げていったといいます。これは恐ろしい……。
その後はすぐにドアを閉めて警察に通報。後日被害届も出し、その時に改めて「性犯罪の被害者になった」と認識してショックを受けたとあやりりさん。また状況を振り返り、駅から“一人で歩いて帰った”こと、“歩きスマホ”していたこと、途中一度も“後ろを振り返らなかった”こと、最後まで手で持って“ドアを閉め、鍵をかけなかった”こと、と自身の行動について反省点を挙げ「どうか私のバカな行動を反面教師にしてください」とツイート。
最後に同じ恐怖を味わってほしくないと、「ワンメーターでもタクシーに乗ろう」「歩きスマホはだめ(音楽なんてもってのほか)」「後ろを振り返ろう」「鍵をしめてから荷物を下ろそう」と注意を呼びかけています。
Twitterではこの漫画に多くの反響があり、同じような経験をした人たちからも“自分は大丈夫”と思わないこと、誰でも狙われる可能性があることなど指摘。また「一人暮らしの帰宅時にそのまま玄関に押し込まれ」といった性犯罪の手口が多いとして、“ドアを開ける前にチャイムを鳴らす”ことで家に誰かいると思わせられるなどのアドバイスも寄せられています。
他にもタクシー会社から「ワンメーターだと嫌がるなんてことはないので」と、夜道は遠慮せずタクシーを使ってくださいといった声や、夜道や自転車、男性女性に限らず警戒心が無いと狙われる可能性が高いとする声が上がっています。
画像提供:@ayariri_motuさん
(宮原れい)
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