連載

ぼくにとって君はいつだって愛するお姫様 マンガ『お酒は夫婦になってから』から「シンデレラ」やわらかスピリッツ×ねとらぼ(1/2 ページ)

ああ憧れのお姫様だっこ。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
『お酒は夫婦になってから』(C)Kurisutaruna Yousuke / Shogakukan 2012-2017.

 「やわらかスピリッツ」(小学館)で連載中のマンガ『お酒は夫婦になってから』(クリスタルな洋介)。主人公が酔うと大変かわいくなることで定評のある同作がアニメ放送を記念して、ねとらぼに期間限定で登場します!

エピソード:シンデレラ

 水沢千里(みずさわ・ちさと)は、仕事ができる女性。後輩には憧れられ、仲間には良きライバルとして認められる、かっこいい人間。でもお酒を飲むと甘え上戸になってしまうので、家でしか飲めません。

 会社でクールを装う彼女、実はかわいいものが大好き。後輩が持ってきた「レモ男」というマスコットキャラを見て、ひそかにはしゃいでいた様子。ところがついつい気を抜いてしまいました。夫の壮良(そら)は、彼女の元にかけつけます。

advertisement
一見仕事しているように見えますが、これ好きなキャラを天井にぶら下げようとしているだけです。なにやってるの
はしゃぎすぎて落下! 黒髪の女性は同僚の白石副主任。千里の実力を認めている良きライバルです
いやいや君は悪くないよ! 焦っているのは千里主任を心から慕う暴走女子の小春
お姫様だっこ入りました! なにげに靴を片方履いていない、シンデレラ状態のちーちゃん。王子様すぎる……
こんなに優しくされたら甘えたくなる。でも恥ずかしくって、素直になれない
ちーちゃんがなぜお酒を飲みたいのかは、続きを見れば分かります

 できる女ちーちゃんの、ポンコツな部分が漏れてしまったシーンからスタート。感情豊かなのが本来のちーちゃん。普段はそれを抑え込み、ポーカーフェイスで仕事をしている。だから、かわいいもの大好きで、レモ男を無表情でぶら下げ内心はしゃぎ気味な彼女は、素を出すかどうかで結構踏ん張っていたんだと思います。どうしてもぶら下げたくて我慢できなかったんだね……。

 なかなか素直に感情を出せないちーちゃん。そんな彼女のことを夫のソラはどう考えているのかがよく分かる回です。

 4ページ目で彼は、お仕事モードのちーちゃんを、当たり前のようにお姫様だっこして連れて帰ります。実際にやる・やられると恥ずかしいこと間違いなしなこの行為。でも男女ともに一度は憧れるやつ。

 見せつけているわけではないです。正々堂々と、みんなの前でも臆せず表明できるくらいに、彼女のことを愛しているという素直な行動。一番打ちひしがれているのは失敗してしまったちーちゃん。なら、彼女のケガをした足とメンタルを支えてあげられるのは、ソラしかいない。焦ることなく、彼女が求めているであろう行動をとることが、一番の癒やしになるはず。

 ちゃんと周囲への差し入れするあたりの気の利かせ方も素敵。イケメンって、顔だけじゃないと思う。愛する人に対して、お世話になっている人に対して、さりげなく思いやりを示せる姿勢の持ち主の彼は、本当の意味でのイケメン。

advertisement

 ちーちゃんがお酒をおねだりしたのは、多分ソラにほれ直して甘えたくて仕方ないけど、素直になれないから。お酒を飲んで酔えば、スイッチが入って「好き」っていえる。

 とはいえケガをした彼女にお酒を飲ませるのは、さすがにちょっと心配なソラ。この後彼の取った行動に、さりげない愛を感じます……が、そこからひと波乱ありますので、続きをどうぞ。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  7. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  8. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. これ自宅なの!? 浜崎あゆみ、玄関に飾られたクリスマスツリーのサイズが桁違い 豪邸すぎてパーティー会場と間違われたことも