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米Amazon、留守宅の中まで荷物を届ける「Amazon Key」発表 システムが配達員を識別し解錠

配達の様子は、スマートフォンからモニターできます。

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 米Amazonが、プライム会員向けの新サービス「Amazon Key」を発表しました。家主が不在でも配達員が一時的に鍵を開け、家の中へ荷物を届けてくれるシステムです。

訪れた配達員がアクセスを申請すると、システムが認証して一時的にドアを解錠
配達員は荷物をドアのすきまへ差し込むように置いていきます
配達の様子は、外部からスマートフォンなどで確認可能

 利用するには、監視カメラとスマートロックからなる「Amazon Key In-Home Kit」を249.99ドル(約2万8000円)で購入して玄関に設置。以降はシステムが訪問者が正式な配達員か否か識別するようになります。

Amazon Key In-Home Kit

 配達員が届け先へのアクセスを要求すると、システムが認証を経てドアを一時的に解錠。その間に配達員が荷物を中へ置いていきます。一連の状況はカメラが録画しており、利用者はスマートフォンなどで配達に不備や不正がないか、出先から確認できます。

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 同社の「Amazon Home Services」など、家事代行サービスを家に迎えることも可能。ユーザーが任意の相手に、一時的な家へのアクセス権を与えることもできます。例えば、留守中に訪れた家族や友人を入れてあげるといった使い方が可能。

留守中に家事代行サービスを呼び、そのまま作業してもらうことができる

 Amazon Keyは11月8日からアメリカの37都市と周辺地域で順次開始。セキュリティを全てシステムに委ねるのは不安かもしれませんが、配達時刻を意識せずに注文できるのは便利そうです。ただ、家の中を整理整頓しておかないと、恥ずかしくて使いがたいのは確か。

(沓澤真二)

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