未来のクルマは”動く居間”? トヨタ紡織の“新しい移動空間”が快適そう テーブルで集まり食事も可能
完全自動運転の世界がどんどん見えてくる。
11月5日まで開催中の「東京モーターショー2017」の前日に行われたたトヨタ紡織のプレスカンファレンスにて、未来の車を予想した“新しい移動空間”が公開されました。
東京ビッグサイト内で開催されたプレスカンファレンス「QUALITY OF TIME AND SPACE」では、新しい移動空間としてまず自由自在のシートレイアウト「MOOX(ムークス)」を紹介。完全自動運転の世界での実現を想定していて、車内でも居間のようにテーブルに集まって食事するといった未来予想図をコンパニオンたちが演じ、会場を沸かせました。
そしてもう一つが、人の体型や気分に応じてシートの形状や空間が変化する「VODY(ボディ)」。こちらはよりスタイリッシュで未来的なデザインながら、シーンに合わせた快適さでリラックスできる内装となっています。
同カンファレンスでは、同社の取締役社長・石井克政氏が登壇。「高齢化など社会環境の変化とともに、次世代交通システムの普及など、モビリティーを取り巻く環境も大きく変わっていくことが予想される」として、“健康状態のモニタリング”など、移動空間に求められる機能も変化しつつあることを語りました。
なお同社が追求するのは「FEEL GOOD -心地よさを感じる室内空間」「HAVE FUN-愉しさとワクワク感に満ちた移動空間」「DO MORE-あなたの可能性を拡げる時空間」の3つ。ブースでは他にも高品質・高機能のシートに内装品やオリジナルのスポーツシートなども展示されましたが、これら以外にも、より豊かで上質な時間と空間を目指すための取り組みを進めているとのことでした。
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