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「超スゲー!!」から「何だこれ!」まで 東京モーターショー2017「とにかくカッコいいコンセプトカー」まとめ(1/2 ページ)
【写真113枚】東京モーターショー2017で見つけた、とにかくカッコいい・未来が見えるコンセプトカーを紹介。その1です。
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2年に1度のクルマの祭典「第45回東京モーターショー2017」が10月27日から11月5日まで、東京・有明の東京ビッグサイトで開催されます。
カッコいいコンセプトモデルや最新技術、発売間近のニューモデルが展示されるだけでなく、私たちの生活をもっと豊かにしてくれそうな「近未来」の姿、形が具体的に見えるとあって、クルマ好きでなくともワクワクするイベントです。各メーカーが示したのはどんな近未来でしょうか。「見どころ」となる注目のクルマを紹介します。
SUBARU
ブースの中央に、かつてFIA世界ラリー選手権(WRC)を席巻したインプレッサWRXラリーカーの再来を思わせる小型マッチョなコンセプトカー「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」が展示されます。SUBARU車共通のデザイン哲学とした「DYNAMIC×SOLID」と「走りの楽しさ」に基づいたスポーツセダンスタイルを採用しています
「DYNAMIC×SOLID」をまず体現したスペシャルな市販車が「S208」です。現行の「WRX STI」をさらに磨き上げたSTIコンプリートモデルで、世界450台限定で販売されます。お値段はなんと、カーボンリアウイング付きの「NBR(ニュルブルクリンク)パッケージ」で710万6400円(税込)。ほしい人は、11月12日までに販売店でまず“商談エントリー”を行いましょう。限定数以上の申し込みがあった場合は商談が“抽選”になるそうです
トヨタ自動車
「TOYOTA Concept-愛i」。さまざまなセンサーとAIで人の心情を理解する「Learn」と呼ばれる技術を備え、車体のいろいろなところを光らせながらドライバーや乗員、周囲の人とクルマがコミュニケーションを取ります
Concept-愛iより少し小型の「TOYOTA Concept-愛i RIDE」は、車いすなどでも楽に乗り降りできるバリアフリーの工夫を設け、車内の座席レイアウトを自在に変えられるようになっています。写真では後部座席を立てて、後部のスペースを確保しています。近未来はまた、超高齢化社会だとも言われます。今、これを読んでいる人が高齢になったときには、こんなクルマに乗って移動しているのかもしれませんね。ハンドルではなく、ひじ掛けの先端にあるジョイスティックで操作します
「Fine-Comfort Ride」は水素で走る燃料電池自動車。リビングルームのように広々で、居心地が良さそうな車内空間を実現します。完全自動運転が実現できたならば、みんな一様に前を向いている必要がなくなるわけですね。ボックスシートで列車旅を楽しむかのように、クルマでもシートの配置や向きを自在に変えられる機構を備えました
スポーツカースタイルを採用したハイブリッドカーが「GR HV SPORTS concept」。スポーツカーと環境技術を融合した、トヨタならではの「クルマで感じる遊び心の再提案」として展示されます。つや消しブラックの精かんなカラーとともに、かつて“ヨタハチ(トヨタスポーツ800)”やスープラに設定されたオープンエアロトップを採用し、AT車ながらマニュアル車のような操作を楽しめるのHパターンシフトを備えています
日産自動車
「将来のインテリジェントモビリティ」を体現したコンセプトカー「NISSAN IMx」を世界初公開。「自動運転が当たり前になった近未来」を見据えたクルマの在り方を提案しています。完全自動運転モードになると、ステアリングが格納され、シートがリクライニングし、乗員全員がリラックスして過ごせるように車内空間が自動的に変化するそうです
2017年9月に発表されたフルEV車「リーフ」にスポーティな雰囲気をプラスした、「LEAF NISMO Concept」も登場します。「エコだけではなんだか面白くない」と思っている人に向けて、今後、セレナなどのファミリー向けモデルにもこの「NISMOバージョン」を用意していくそうです
三菱自動車
「これからの三菱自動車のクルマづくりの方向性を示唆する」という意欲的なSUV型のEVコンセプトカー「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を世界初公開。小型の高出力モーターを全部で3つ(フロントに1つ、リヤに2つ)搭載する4WDのパワートレインレイアウトと大容量の駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載し、豪快な車体デザインと同様にガッツリとした力強さをEVでも実現しています。また、車載AIが自己学習しながらドライバーの運転技量を把握して、より安全で、より楽しい運転の実現を補佐する「AIコーチング機能」も備えています
メルセデス・ベンツ
「F1のエンジン」を搭載した超絶スペシャルな市販車「Mercedes-AMG Project ONE」がアジアで初めて披露されました。パワーユニットは、1.6リッターのV6エンジン、電動ターボチャージャー、120kWの電動モーターとF1のそれと同じ構成。パワーユニットの総出力はなんと1000馬力です。電動のみでも25キロの距離を走れて、200Vで充電できるプラグインハイブリッド仕様でもあります
「コンセプトEQA」も展示されました。こちらはフルEV仕様のコンセプトカーです。面白いのがヘッドライト。現在主流のLEDではなく、「レーザーファイバー」と呼ばれる仕様のライトを採用したそうです。よく見てください。ライトの中で光源がらせん状になっているのが分かるでしょうか
(続く:この他にもカッコイイコンセプトカーを多数紹介予定。お楽しみに!)
第45回東京モーターショー2017は、10月27日(金)から11月5日(日)までの10日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催。お台場周辺の3カ所ではサテライト試乗体験プログラムも行われます。「グランツーリスモSPORT」の試遊コーナーやトミカの物販コーナーなど、家族みんなで楽しめる展示もたくさんありますよ。
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