東京メトロが銀座線“幻の駅”をライトアップする特別企画　「萬世橋駅」と「神宮前駅」

　東京メトロは、地下鉄開通90周年感謝祭「TOKYO METRO 90 Days FES!」のスペシャル企画として、12月1日から18日まで“銀座線幻の駅”である「萬世橋駅」と「神宮前駅」をライトアップすると発表しました。

　萬世橋駅は1930年1月から1931年11月まで末広町と神田駅間に設置。東京地下鐵道神田駅開業までの仮停車場として活用されていましたが、同駅開業に伴って閉鎖。現在は地上への通気口として活用されています。

　神宮前駅は1938年11月に東京高速鉄道「青山六丁目駅」として開業し、1939年11月に「神宮前駅」に改称。1972年の千代田線開業に伴って「明治神宮前駅」が完成したため、現在の「表参道駅」に改称しました。1976年にホームを180メートルほど浅草方面に移設し、旧ホームの現在は資材置き場として活用されています。

　萬世橋駅のライトアップ範囲は約5メートル。神田～末広町間の神田駅から約650メートル地点がライトアップされます（浅草方面側のみ）。

　神宮前駅のライトアップ範囲は約30メートル。渋谷～表参道間の表参道駅から約5メートル地点がライトアップされます（銀座線からのみ）。