高級SUVにあの”VTEC”を搭載!? ホンダ、新型「RDX」「インサイト」を初公開、2018年夏以降発売へ(1/2 ページ)
RDXは10速ATにVTECターボエンジン、インサイトは5人乗りセダンスタイルに変化。
本田技研工業(ホンダ)が、米国で開催された「デトロイトモーターショー2018」で、SUV(スポーツ多目的車)の「RDX」とハイブリッドセダン「インサイト」の次期モデルを想定したプロトタイプを公開しました。
RDXは、ホンダが北米で展開している高級車ブランド「アキュラ」のSUVです。3代目となる新型は、これからのアキュラブランドのデザインコンセプトとなる「Acura Precision Concept」を初めて採用する車種としてデザインを一新。米国では2018年後半の発売を予定しています。
パワートレインには、低回転域でのトルクと高回転域でのパワーを両立するホンダ独自の「VTEC(ブイテック)」機構を備えた2リッターの直噴ターボエンジンと、燃費や静粛性の面で優れる10速AT(オートマチックトランスミッション)を組み合わせています。各輪の駆動力を自在に制御できる四輪駆動システムの「SH-AWD(スーパーハンドリング・オールホイールドライブシステム)」の採用や軽量かつ高剛性なボディによって高い走行性能も実現します。
ハイブリッド性能を高めたセダン「インサイト」は、2018年夏発売
新型インサイトは、3ドア/5ドアのハッチバックスタイルだった初代、2代目から代わり、2017年に米国での販売台数記録を更新した「シビック」の上位車種と位置付けた、5人乗りのセダンスタイルになります。1.5リッターのガソリンエンジンと2モーターによるハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」によって、低燃費と力強い走りを両立するハイブリッド車としての性能を高めました。
また、2015年以降のホンダの各車種に設定されている、前方の人や物を検知して衝突を防ぐ自動ブレーキなどの機能を集約した安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」もなどの先進機能も搭載。北米市場で2018年夏に発売予定としています。
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