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歩行者がうらやむ「コタツ付き車いす」を作った! 充電OK、ゴロ寝OKの極楽仕様

これで出社して、羨望のまなざしを浴びたい。

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 車いすでの外出が寒すぎるので、歩行者もうらやむ車いす「車コタツ」を作ったという投稿が話題です。リクライニングが可能でフラット寝ができ、さらにポータブル電源も搭載されPC使いたい放題です。夢の乗り物すぎる。

歩行者もうらやむ車イス、車コタツを作ってみた。
極寒でもぬくぬくお出かけできます

 この「車コタツ」を投稿したのは、オリィ研究所所長の吉藤オリィさん。ALS患者向けの視線で動かせる車いすの開発も手掛けている方です。

 「車コタツ」は、外出時にぬくぬくのコタツに入っていられるのはもちろん、リクライニング&ティルトがついていてごろーんとフラットに寝ることもできます。

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フラットに寝ることができる車いすが使われています

 ポータブル電源を載せているので、外出しながらPCも使用できちゃう。バッテリーは座席下のスペースに市販のポータブルバッテリーを搭載しています。この車いすの座席下スペースに複数個搭載できるため、長時間の外出にも対応できているそうです。

 もともとALS患者さん向けにオーダーメイドされた車いすを譲り受け、改造したそうです。この車いすは、電動ではないので後ろで押す人が寒いという致命的な欠点がありますが、コタツ部分はユニットになっていて、電動車いすにも取り付けられるように設計されています。

 そのため、視線操縦車いすと組み合わせることで、技術的にはALS患者の方がコタツに入りながら、自分で温度調節をしたり、コタツのまま自走することが可能になります。

視線操縦車いす

 吉藤さんは改造した理由について自身のTwitterに「車いすがうらやましくなる世界になればいい。皆買って乗ればいい。そのついでにバリアフリー理解が進めばいい。」と書き込んでいます。

車いすがうらやましくなる世界になればいい

 製品化については、非常に多くの反響があったので、町工場などとコストや多種多様な車いすに対応できるような設計にできるかなど検討しているそうです。オリィ研究所のFacebookアカウントでは「例によって吉藤のいつもの個人研究であり、オリィ研究所で製品化するかどうかは未定です!」としています。

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 同アカウントには「健常者でも障がい者でも関係なく使えるようになるといいですね!」とも書いてありますが、最強寒波のこの冬、ああ、この車コタツでさっそうと出社してみたい。

画像提供:吉藤オリィさん

高橋ホイコ

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