徐々に謎が解けていくショートミステリー 「自作ゲームフェス2018」ねとらぼ賞は「エンターを押せばゲームクリアできます」
マルチエンディング。
個人が作った優れたゲームを選出する「ニコニコ自作ゲームフェス2018」でねとらぼ賞に輝いた「エンターを押せばゲームクリアできます」を紹介します。謎の多い短編アドベンチャーゲームで、ミステリーを読み解くような楽しみがあるゲームです。
自分の部屋からゲームスタート。部屋の中にはベッド、ポスター、本棚、タンスの4つのオブジェクトしかなく、部屋の外に出て1階に下りてみても止まった時計、散らばって字も読めないスクラップ、閉まった窓、そして誰かが寝ている姿しか見当たりません。ストーリーについても全く説明がない状態から始まるため、プレイヤーは手探り状態で進めて行くことに。
タイトルの通り、エンターキーを押すことが非常に重要なゲームですが、安直に押すのはNG。スタート直後に押してしまうと、足音とドアを開く音が聞こえた後に銃声が鳴り響き、そのままゲームオーバーになってしまいます。キーボードではなくマウスでも操作できるため、ついエンターキーを押してしまうことのないよう、マウスで操作したほうが良いかもしれません。
少し説明不足な感はありますが、物語を進めていくとタイトルにどんな意味があるのか、主人公はどんな状況だったのか、オブジェクトにどんな意味があるのかが少しずつ分かります。エンターキーをすぐさま押せばクリアというわけではありませんが、全く押さずにクリアすることは(おそらく)不可能です。
何の意味も無いような場面が続きますが、歩き回りながら全てを調べていけば張られた伏線の意味を理解し、エンディングにもたどり着けるはず。なお、エンディングはマルチエンディングとなっており、ラストまでに取った行動次第ではバッドエンディングになってしまうのでご注意を。
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