ニュース

PC版「三國無双8」日本・中国語を選択できたことを“不具合”としてブロック レビューが赤壁炎上状態に

“おま言語”が中国に進出。

advertisement

 コーエーテクモゲームスがSteamで販売しているPC版「真・三國無双8」が、最新のアップデートで不具合の修正とともに日本語と中国語を選択できないようになりました。その結果、レビューは「おすすめしない」9割弱、コミュニティーも大荒れと大変な状態になっています。

レビューは大荒れ
コミュニティーも大変なことに。ポプテピピックとは関係ない

 同作はプレイステーション 4版が2月8日に、Steam版が2月13日に発売されました。Steam版については海外向けとされていましたが、レジストリの値を変更することでサポートされていなかった日本語と中国語の字幕が使えることが判明。ネット上のコミュニティーを通じて広まっていきました。

 しかし、発売から2日となる2月15日、アップデートでバージョン1.01になると同時に、同梱されていた日本語と中国の字幕データが“不具合”として強制的に削除されることに。これまで使えていた言語データを後から削除するという対応にユーザーの怒りが爆発、呉蜀同盟のごとく日中のユーザーがこぞってレビューに不満をぶちまけています。

advertisement
「サポートしていない言語」とは日本語と中国語のこと
日本語は字幕・インターフェイス未対応。ただし音声だけは日本語が使えるもよう

 なお、Steamでは購入から14日以内、プレイ時間が2時間未満であれば返金ができるようになっています。しかし、今回は2日ほど時間が経過してからのアップデートであったため、返金ができないユーザーも多発しているもよう。

 これまでにもSteamでは、主に日本のメーカーが販売するゲームが日本でだけ購入できない、いわゆる“おま国”(「売ってるがお前の国籍が気に入らない」または「お前の国には売ってやんねーよ」 の略 )現象が多発し多くの議論を呼んできました。また、日本でだけ値段が高い“おま値”(お前の国には高値で販売する)や、今回のように日本語だけ使用できなかったり日本語字幕だけ高額なDLCとなっていたりする“おま言語”などもさまざまなタイトルで発生しています。

 その理由はさまざまにあるようですが、今回はある程度の購入者が出てから言語データを削除するという不可思議な対応であったこともあり、特に大きな不満を呼んだもよう。また、日本語字幕を削除したことを日本語でアナウンスしていることや、“おま言語”が中国にまで進出した点も注目されているようです。

 レビューの中には、「日本のメーカーが作った中国舞台のゲームで日本語と中国語だけ使えない意味が分からない」「日本語と中国語は不具合なのか……」といった意見も上がっていました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  2. 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  3. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  5. 築年数不明の平屋にある、ボロボロ床板をはがしてみたら…… 発覚したヤバい事実に「ビックリ!」「大丈夫でしたか?」心配と驚きの声
  6. ママの足にくっつく生後7カ月の赤ちゃん、甘えてるのかと思いきや…… 計算された行動と「ちいこい後ろ姿がかわいすぎ」て目が離せない
  7. パパに笑顔を見せる4カ月の赤ちゃん、ママの顔を見ると…… あるあるな反応に「なんで?!」「ママをすごく信頼してる証拠」とさまざまな声集まる
  8. 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  9. “作画軽減ガンダム”をガンプラで作成 → 使用パーツも最小限の再現ぶりに「完全に一致」「部品軽減ガンダム」
  10. 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】