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解釈は1つではない さまざまに考えてしまう漫画「厭世」が哲学的で奥深い(1/2 ページ)

輪廻? それとも……?

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 Twitterpixivで公開されている「厭世」(えんせい)と名付けられた漫画が、見方を変えるとさまざまな解釈ができてとても奥深いです。

道を歩き続ける少女のお話し。

 作者は無料漫画配信サイトのスキマで「ちのけがうせる」を連載中のSeNMUさん。Twitterとpixivでは2次創作のイラストや連載作品以外のオリジナル作品を公開しています。ホラー作品を多く公開していますが、「厭世」は哲学的なアプローチのある作品になっています。

 漫画は1人の少女が海の上にできた道の上を歩いているという内容。人が1人歩ける程度の道で、手すりもなく、意図せず海に落ちてしまうような危険な道です。一本道で到着地点も見えず、緩やかなカーブのある道を彼女はひたすら歩きます。彼女は道の真ん中に、中指にはめていた指輪を外して道の真ん中に置き、また歩き始めます。

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「厭世」とは<生きていることが辛いと思うこと>を意味します

ひたすら道を歩き続けます

指輪は目印になるのでしょうか

晴ればかりではなく雲行きが怪しくなることもあります

 飛んできた鳥やくじらに道から降りたいと訴えますが、「きみにはその道がお似合いさ」と言って彼女の手助けをしようとしません。


鳥は飛べていいよね

くじらは泳げていいよね
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