「きょうの料理」枝元なほみさん、逝去前のラストメッセージで「今ちょっとヤバい状態」「ここからどのくらい戻れるのか」 指定難病で6年闘病&過去に集中治療室も(1/2 ページ)
たくさんのレシピをありがとうございました。
「きょうの料理」「キユーピー3分クッキング」などに出演していた料理研究家の枝元なほみさんが2月27日に死去。公式X(Twitter)が3月12日に訃報を伝えました。
69歳で死去
スタッフは公式Xを通じて、「かねてより病気療養中でしたが、2月27日 69歳にて逝去いたしました」と枝元さんの旅立ちを報告。故人と遺族の意向により、通夜と葬儀は近親者のみで執り行ったことを伝え、「療養中にいただきました沢山の温かいお言葉とお心遣い、ありがとうございました」と感謝の思いをつづっています。
また続く投稿では、「明るい笑顔で料理と猫を愛し、沢山の人を愛で包みました。ユーモアたっぷりに語り、おこったり泣いて笑ったり。未来を憂い子供達を心配し、社会への思いを強く持ち、最後まで信念を貫きました。天国でも何食べる? って言ってることでしょうね。沢山料理してくださいね。どうか安らかに」と枝元さんの歩みや人柄に触れながら追悼しています。
指定難病病「間質性肺炎」で闘病
枝元さんは2019年から、肺胞の壁に炎症や損傷が起き、酸素を取り込みにくくなる指定難病「間質性肺炎」で闘病。2023年には新型コロナウイルスに感染し、一時は集中治療室に入ったこともありました。
公式Xでは闘病について発信することも多く、2月16日には「今はちょっとヤバい状態。さてここからどのくらい戻れないのか戻れるのか」「それでもなんとか頑張っているのは、いろんな人からいただく愛と応援のおかげです」と病状が深刻化していることをXにて告白。同投稿は結果的に生前最後につづられたものとなりました。
枝元さんの訃報にユーザーからは、「とてもとても悲しいです。お空の上でも たくさん美味しいご飯を作ってください」「枝元なほみさんの笑顔と強い意志とお料理が大好きでした。長い御療養お疲れ様でした。どうぞ安らかにお眠りください」「枝元さんのレシピにはお世話になりました。炊き出しにも積極的に参加されていたことを記憶しています。なんとも悲しい限りです」など悲しみの声が多くあがっています。
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