「メタルギアソリッド」で培ったスニーキングスキルが生きた　ストーカーから女性を匿った漫画が話題呼ぶ

　ゲームで得たスキルを使って「ストーカーされていた女の子とスニーキングミッションした話（何年も昔の話）」という漫画がTwitterで注目を集めています。描いたのは「純潔乙女とユニコーン」「伊藤くんは恋を知らない。」を連載している漫画家の岩飛猫（@iwawotobuneko）さん。

　岩飛猫さんがアルバイトをしていたころ、お店の前で泣きながら電話をする女の子を発見。彼氏と別れ話かな、なんて思っていると、その女性が「ストーカーにつけられているので、事務所とかに匿ってもらえませんか」と訴えてきます。ストーカーの特徴を聞くと「上が灰色で下が黒、マスク」だといい、すぐに該当する人物が視界に入ります。

　すでにお店の中に入ってきており、陳列棚越しに迫るストーカー。事務所に向かいたいけれど、彼女が事務所へと続く扉に向かったのがばれてしまったら、事務所に押し入ってくるかもしれない。相手が武器を持っていないとも限らない。事務所に押し入られたら戦うか!?――一瞬のうちにストーカーと自分の位置からどうしたらいいかと考えを巡らせる岩飛猫さん。そして、イチかバチか自分たちがいるところに来ないようにと念を送ることに。

　

　しかし、送った念は届かず、こちらに迫るストーカー。そこで岩飛猫さんは鉢合わせしないよう、逃げることを選択。「メタルギアソリッド（MGS）で培ったスニーキングスキルを活かしてみせる」と女性の手を引き、行動開始。

　その後、店内をぐるぐるまわりながら、事務所に入る隙を狙ったという岩飛猫さん。ゲームなら敵の位置がマップに出るのに……と言いつつ、無事、ストーカーとの戦闘を避け、事務所にゴールすることに成功したのでした。その後、ストーカーがいなくなったことを確認して、女性を駅まで送ってあげたとのこと。

　岩飛猫さんのゲーム経験があったからこそ、この危機的状況を戦闘せずに回避することができた、と言っても過言ではないかもしれませんね。すごいな、MGS。

画像提供：岩飛猫（@iwawotobuneko）さん