コラム

ホストの給料ってどうやって決まるの? 源氏名の決め方は? 準ミスター東大がホストクラブに体験入店してきた(1/3 ページ)

天に二物も三物も与えられた準ミスター東大は、ホストクラブでも輝けるのか?

advertisement

 ミスター東大コンテスト2017で準ミスターに輝き、現在はミスター日本一を決めるミスターオブミスターのファイナリストになっている、東京大学教養学部理科I類2年の田中智大くん天に二物も三物も与えられた彼は、やはりどんな場所でも輝けるのでしょうか?

 (いろいろな意味で)日本一輝いている場所といえば、新宿・歌舞伎町。そんなギラギラとした街でひときわギラギラとしているのが、ホストクラブ。そんな安直な考えから、今回は田中くんに、ホストクラブに体験入店をしてもらうことにしました。

ミスターオブミスターファイナリスト、東大2年の田中智大くん(ミスターオブミスター公式サイトより)

 とはいえ、ホストについては右も左も分からない田中くん。ということで今回は、ホストクラブグループ大手の「groupdandy」で、2017年度年間指名本数No.1に輝いた「CANDY」代表取締役の心之♂友也さんにメンターとしてご協力いただくことに。

advertisement
ホストに変身前の田中くん(左)と、指名本数(女性から指名された数)が1457本という驚異の記録をもつ友也さん(右)

 年間指名本数No.1ということは、グループ総勢700人の中で1位に輝いたという、名実ともに“頂点”に君臨するホストです。今回はそんなナンバーワンホストの友也さんに、ヘアメイクから、ホストの心得、そして接客術まで、ホストの基本を全て教えてもらいました。

心之♂友也さんの宣材写真

ヘアメイクして宣材写真を撮影!

 まず向かったのは、ヘアサロン「backstage」。夜の職業の方のヘアメイクを中心に営業しているお店です。ホストのみなさまの出勤に合わせて18時頃から混むらしく、この日もほぼ満員。毎日ヘアメイクを変えるホストもいれば、いつも同じヘアメイクのホストもいるそうです。

 友也さんは、その日によって変えているようで、この日は「巻き」スタイルを、対して田中くんは完成イメージもなかったため、「ホストっぽく、代わり映えするように」というオーダーをしていました。

 慣れた手つきで、田中くんのヘアメイクを進めている店長さんによると、ここ数年で一昔前のいわゆるギラギラしているようなヘアメイクをするホストは減っていて、原宿系のような、ちょっとカジュアルめなスタイルがスタンダードだそうです。

スピーディーに仕上げていきます

 田中くんの隣では、友也さんが慣れた手つきで自身でメイクを行っていきます。多くのホストは自分でメイクをしており、コンシーラーやファンデーションは当たり前、涙袋やホクロを描いたりして、よりホストらしい顔、より個性的な顔に近づけていくそうです。

advertisement
友也さんは主にアイラインで力強い目元に仕上げていくそうです

 ヘアメイクが終わったあと、向かったのは、「groupdandy」御用達のフォトスタジオ「うにスタジオ」。通常の体験入店ではホストクラブの店内で見かけるような宣材写真は撮らないのですが、今回はより気分を盛り上げてもらうために、田中くんには宣材写真にも挑戦してもらいました。カメラマンさんの指示通りにポージングをいくつかしていき、最後に写真を選びます。

 「ホストとして商品として、どう見られるかを意識しながら選んでいくといいですよ。自分が好きな自分の写真ではなく、ホストとしていい写真を選ぶのがポイントです」と友也さん。「ホストとしていい写真」がどれなのか分からなかった田中くんは、素直にカメラマンさん、友也さんに選んでもらっていました。

かわいい系ホスト、かっこいい系ホストでポージングも変わってくるそうです
その場ですぐにチェックしたり修正したり、とてもスピーディーに行われていきます

 そうして出来上がったのがこの写真。よりホストらしい宣材写真に近づくように、指の太さや輪郭などを少しだけ修正してもらっています。

田中くんの宣材写真が完成!
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  3. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  4. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  8. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  9. 【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
  10. 「リンゴを○○で巻いて焼くとヤバい」 リンゴ農家がオススメする“意外な食べ方”に30万表示の反響 「絶対においしいやつ」