満員電車でテレポーテーション! すごい能力を持つ「エスパーおじさん」の庶民的な日常漫画がなんだか和む(1/2 ページ)
だんだんかわいく思えて見守りたくなるおじさんです。
漫画家の松本勇祐(@matsumoto_p)さんが投稿した4コマ漫画「エスパーおじさん」がTwitterで話題になっています。すごい能力の持ち主なのに漂う庶民感がたまらない……。
朝起きたエスパーおじさんは、温かい飲み物を左手に持ちながら右手をスッと玄関の方に向けます。するとカパッと郵便受けが開いては新聞が空中移動し、フワフワとおじさんの右手へ。オリンピックの記事を読んで「羽生くんはスゴイなー」と感心する姿に、おじさんも十分すごいよ! とツッコミたくなります。
次の場面では、サラリーマンとして会社に出勤するエスパーおじさんの姿が。そんなときはやはりテレポーテーション(瞬間移動)が便利そうですが、おじさんは満員電車で「あの席が空いた!」という時に座るためだけにその能力を使います。超能力を持っていても「通勤の移動は大変だなー」とわれわれと同じ思いで電車に乗る姿に、こちらもなんだかしみじみとした気持ちに……。
漫画の続きでは、「エスパー少年」だとチヤホヤされていた過去があることが明らかになったり、透視能力さえも使えることが分かりますが、やはりいずれも庶民的なことにしか使わないエスパーおじさん。昔を思い出す姿にはどこか哀愁も感じられ、その過去をいろいろと想像してしまったり、いまの超能力のある静かな日常を見守りたくなる気持ちに駆られます。
コメントではその超能力の使い方にツッコミが入りつつも、「好き」「ほっこりする」「かわいい」の声が多く寄せられ、「続きが読みたい」とエスパーおじさんの生活や先の展開が気になる人の声が上がる人気となっています。
ちなみに松本さんは『闇金ウシジマくん』を3頭身キャラでかわいく描いた漫画『やみきんっ うしじまきゅん』や、金髪ギャル・フミ子が恋をきっかけに東大合格を目指す『フミちゃんの東大受験日誌』などを描いていて、いずれもコミックスが発売中。Twitterでもさまざまな漫画を公開していて見ることができます。
画像提供:松本勇祐(@matsumoto_p)さん
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