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漫画『愛と誠』の紛失原画がまんだらけのオークションに流出 講談社「購入しないで」

当該の原画は400万円で落札。紛失分はほかにもあり、オークションや漫画専門店などで見かけたら編集部に連絡してほしいと呼びかけています。

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 漫画『愛と誠』(原作:梶原一騎 漫画:ながやす巧)の原画が4月下旬、まんだらけオークションに出品されました。ところがこの原画、掲載誌の『週刊少年マガジン』編集部が紛失していたものと判明。講談社は管理の甘さを認めつつ、購入しないでほしいとする声明文を公開しています。

 流出した原画は、同誌の1973年11号に掲載された扉絵。現在こそ原画はながやす巧先生自身が全て管理していますが、連載当時はやむなく編集部から外部に貸し出す機会があり、その際にごく一部の行方が分からなくなったといいます。当該の原画は既に400万円で落札されていますが、今後も同様のケースが起こる可能性があります。

流出した原画(まんだらけオークションより)

 連載当時から現在に至るまで、作者が原画を外部へ譲渡・売却したことは一切なく、オークションや店頭で出品された場合は、紛失品もしくは盗品としています。発見した際は購入せずに連絡してほしいと編集部は呼びかけ。ながやす巧先生の意向も同様とのことです。

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(沓澤真二)

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