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「X-ファイル」は景気が「疲れている」ときに流行るドラマ オカルト研究家・山口敏太郎が語る新「X-ファイル2018」の魅力NMR ねとらぼミステリー調査班(2/2 ページ)

山口さんの考える“宇宙人の真の正体”や、自身が幼少期に遭遇したという“銀色の巨人”についても聞きました。

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宇宙人の正体は未来人

――そもそも宇宙人って何者なのでしょうか。

山口地球に来ている宇宙人は基本的に生物学者でしょうね。地球にもジャングルの中にいる動物を研究しに行く生物学者がいるじゃないですか。あの感覚で発信器を付けたり、ちょっとした教育を施してから、群れに戻してみてその成果をはかっているのではないかと考えています。

――つまり、人類を研究対象として見ているということですね。

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山口そう見るのが自然ですが、僕は未来人が宇宙人であるとも考えているんです。というのも、血縁関係がなければ頻繁にやってこないでしょうし、イベントごとでよくUFOが目撃されるのは、正確な年表や教科書のようなものを作ろうとしているからではないかと思っているんです。

――大胆な仮説ですが面白いですね。山口さん自身は不思議な体験をしたことはあるのでしょうか。

山口あります。僕は徳島県出身なのですが、幼いころに眉山にある神社で弟と、はとこと一緒に遊んでいたんです。そうしたら鳥居のところに突然2メートルぐらいの銀色の人が出現して。見た目は、とんねるずさんがやっていた、「モジモジくん」みたいな感じなんですけど、金属の箱を片手にずんずんとこちらに寄ってきたんです。でもそのあとなぜか急に記憶が飛んでいて……気づいたときには祖父母の家への帰り道でした。僕はこれを長年、子どものころにありがちな「夢を記憶とすり替えてしまう」という現象だと思っていたのですが、あるとき弟が「神社で銀色の巨人を見たことがあるよね」という話をしてきたんです。それを聞いたときに、銀色の人がこっちに来たのは僕の模造記憶ではなかったんだ、と思いました。でも確かめるのは怖くて、はとこに「覚えてる?」とはまだ聞けていません。

仕事が雑な宇宙人がいる

――記憶が飛んでいるというところが怖いですね……。宇宙人との接近遭遇では記憶の欠如というのがしばしば聞かれますよね。

山口僕もかなり調査をやっていますが、仕事が雑な宇宙人にあたると、さらわれた日時と少しずれた日時に戻されるケースがあるようです。

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――仕事が雑な宇宙人の話をもう少し詳しく教えてください。

山口僕の友人、中津川昴は昆虫のような宇宙人にさらわれたという記憶を持っているんです。宇宙人の見た目はカマキリのような感じらしいんですが、中津川は卵のようなところに押し込められて、何らかの教育を施されて戻されたと話していました。実はこれと全く同じ話をWeb番組の企画に登場した「記憶を失ったイギリス人」の方がしたことがありました。その方の場合、ある日の記憶が抜け落ちていて、退行催眠によって、カマキリに似た宇宙人に誘拐されたということが分かったんです。通常宇宙人は誘拐した時間にさかのぼって対象者を返すのですが、仕事が雑だと日時を間違えてしまうんでしょうね。でも何といっても怖いのは、中津川とこのイギリス人には全く面識がなくて、情報交換できない状態なのに同じ話をしたということです。こういう説明のつかないことが往々にしてあるので、僕も研究を続けているんですよ。

――最後に一言お願いします。

山口僕は「X-ファイル」は景気が悪くなったときに流行るドラマだと思っています。ちょっとみんなが現実に疲れているんじゃないかな、っていうときにブームが来るというか。世界情勢と連動している作品でもあると思っているので、ファンとして今後どのような展開に進んでいくのか、非常に楽しみです。

「X-ファイル2018」

作品名 『X-ファイル 2018』

セル/レンタル 7月18日リリース

Blu-rayBOX:希望小売価格 望小売価格 1万円+税

DVDBOX:希望小売価格 8000円+税

7月4日先行デジタル配信開始

(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

発売元20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

(Kikka)

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