美少女戦士にはなれなかったけど、アクセがあれば“変身”できる。IT記者アキさんの推しアクセ:「推しアクセ」教えてください!
美少女戦士セーラームーンに生き方を学び、現在はニュースサイトの記者として日々を生き抜くアキさんの“推しアクセ”は?
持っているだけで気分を上げてくれる、お気に入りの「推しアクセ」はありますか? 好きなキャラのモチーフカラーを日常に取り入れてみたり、推しと同じグッズを買ってみたりして、日々を生き抜いている人は多いのではないでしょうか。
かつて「美少女戦士セーラームーン」に憧れ、今はニュースサイトの記者として愛と正義を抱いて駆け回るアキさんに、推しアクセを教えてもらいました!
アキ
秋冬に散財しがちな服好き。ずっと夏が嫌いでしたが、中原淳一ショップ「それいゆ」で夏物のブラウスとワンピースに一目ぼれして考えを改めました。
紙の編集を経て、現在はニュースサイトの記者として働いています。人生の推しは小さいころからずっと“服”です。お気に入りの服に袖を通す瞬間が世界で一番好き。先日試着した中原淳一デザインのワンピースがあまりにも美しかったので、夏のボーナスはそれに消えるかもしれません。
いつから服が好きだったのかはもう覚えていませんが、今でも忘れられない小さい頃の“推し服”は、袖がきゅっとくるみボタンで留めてあるブラウスとグリーンチェックの膝丈スカートの組み合わせ。海王みちるさん(セーラーネプチューン)の制服に似ていて、すごくかわいかった。
親戚への挨拶回りなど、知らない人がたくさんいる場所が大の苦手だったのですが、この服を着ると「みちるさんなら、すぐに泣いたり負けたりしない」と思って頑張れました。お気に入りの服を着ることは、心の中でセーラー戦士に変身することでもあったのかもしれません。
大人になった今も、そんな風に「素敵な人になれそう」な推し服をお財布が許す限り買い集めています。ただし、大事な“推し服”は絶対に会社には着ていきません。
服装規定は緩い方だと思いますが、記者の仕事は案外重労働で、重い荷物を抱えたまま人波にもまれることもしばしば。お気に入りの服を着ていって、汚れたり破れたりしたら絶対に立ち直れない。
だから仕事用の服はオフィスらしく、動きやすいものなら何でもいいと割り切っています。とはいえ毎日そういう服を着ているとつまらないので、気合いを入れたい日はアクセサリーを足すようにしています。年々服が適当になっているせいか、それに反比例するかのようにアクセサリーが巨大化している気がします。
ARATAの和紙アクセサリー
3年ほど前にヒカリエのrooms Ji-Baで購入したARATAの和紙パールイヤリング。和紙と金箔でできているので見た目よりずっと軽く、長時間付けていても苦にならない。
じゃらじゃらしていますが、付けてみると意外に上品。仕事用はもちろん、推し服と合わせてもケンカしない優秀な子です。一番出番が多いかもしれません。
映画女優みたいなネックレス
就活中に衝動買いしたネックレスです。立て続けに圧迫面接を受けて辛くなり、大好きなお洋服を見て帰ろうと数寄屋橋のLois CRAYONに向かう途中で見つけました。店頭のマネキンが黒いドレスとコーディネートしていて「ティファニーで朝食を」のオードリー・ヘプバーンみたいでめちゃくちゃ可愛かったんです!
ドレスやワンピースはもちろん、白シャツと合わせてもかわいい。リボンで結ぶタイプなので、トップスに合わせて長さを調節できるのも便利です。
「いとおかし」シリーズの和菓子モチーフ
先月買ったばかりの新入り。和菓子モチーフのアクセサリーを販売している「nanaco plus+」のイヤリングです。
「いとおかし」というシリーズの1つで、あじさいの花を模した干錦玉(ほしきんぎょく)という和菓子を象っています。浴衣にもぴったり!
金具部分を含めて全長約6センチとかなり存在感がありますが、購入を迷っていた時に一緒にいた妹が「似合うから絶対買え」と背中を押してくれたので、堂々と付けています。
月と星のイヤリング
5、6年ほど前、家族でSUWAガラスの里へ遊びに行った時にミュージアムショップで祖母が買ってくれたイヤリング。モチーフ部分はガラス製で、他の子と比べると控えめサイズです。
見つけた瞬間頭の中で「タキシード・ミラージュ」(アニメ「美少女戦士セーラームーンS」エンディングテーマ)が流れて、思わず手に取ってしまったもの。片方は月だしピアスでもないけど、そう思ってしまったから仕方ない。セーラームーン関係のイベントへ行くときによく付けています。
セーラームーンはコラボアクセサリーがたくさん出ており、それもとてもかわいいんですが、ふと立ち寄ったお店で「これはプリンセスセレニティだ……!」とか「この色はみちるさんかな、それならはるかさんカラーも欲しいな」とか、“推し”っぽいものを探すのがどうしようもなく好きで、そういうものを集めがち。
でも、そうやって買い集めたお気に入りが詰まったアクセサリーケースや、推し服だけを並べたクローゼットの一角を眺めていると「頑張ろう」という気持ちが湧いてくる。明日もあさってもきっとかばんは重いし、仕事は忙しいけれど、これだけたくさん好きなものを選ぶことができた自分なら、きっと大丈夫だと少し自信を持てる。
昔憧れた美少女戦士にはなれなかったけれど、大人になってやりたいと思える仕事はできた。私にとって推し服は休日の、推しアクセは平日の変身アイテム。身に付けたりかばんにしのばせたりしながら、今日も1日頑張ります。
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