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「美しい顔」作者が謝罪 「私の過失であり甘えでした」
「私の物書きとしての未熟さゆえに、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまったことを、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。
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講談社は7月9日、群像新人文学賞当選作「美しい顔」について、作者、北条裕子さんのコメントを公開しました。同作は他作品と類似した点があるとして物議を醸しており、講談社は「盗用や剽窃(ひょうせつ)には当たらない」としつつも、主な参考文献を掲載していなかったとして謝罪しています(関連記事)。
北条さんは参考文献を掲載していなかった点について、「新人賞を受賞し、単行本を刊行できるようなことがあれば、その時にそれをすれば良いと思い込んでしまっていた」と説明。「私の過失であり甘えでした」「結果的に参考文献の著者・編者、さらには現地の取材対象者の方々に、敬意と感謝の気持ちを伝えるどころか、とても不快な思いをさせてしまうことになりました」と反省をつづっています。
また参考文献との類似点に関しては、「いくつかの場面においては客観的事実から離れず忠実であるべきだろう、想像の力でもって被災地の嘘になるようなことを書いてはいけないと考えました」と説明しています。
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一連の問題について北条さんは「私の物書きとしての未熟さゆえに、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまったことを、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。
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