マイクロソフト薄型軽量の「Surface Go」8月28日国内販売 一般向けは6万4800円から
先行して発表されていた海外版は、最安モデルで399ドル(日本円換算で約4万4000円)でした。
マイクロソフトが2in1PC「Surface」シリーズの新製品、「Surface Go」の国内販売を発表しました。発売日は8月28日で、7月12日から予約を受け付けます。一般向けの参考価格は6万4800円からとなっています。
厚み8.3ミリ・重量約522グラムと、シリーズとしては最薄最軽量になっているのが特徴。従来のSurfaceシリーズ同様単体でタブレットとして使うことができ、別売(1万1800円)のタイプカバー(キーボード兼用カバー)を装着することで、ノートPCのようにも使えます。また、モバイルマウス(3800円)や筆圧検知ペン(価格未発表)も用意されています。
CPUにはインテルのPentium 4415Yを採用。メインメモリは4GBか8GB、内蔵ストレージは64GBのeMMCか128GBのSSDと、モデルによって異なります。ディスプレイサイズは10インチで、表示解像度は1800×1200ピクセル。駆動時間は9時間以上とされています(マイクロソフトが動画再生で検証)。
- 参考:海外版製品ページ
搭載OSは一般向けモデルがWindows 10 Home(Sモード)、法人および教育機関向けモデルはWindows 10 Pro。Sモードはマイクロソフトのアプリのみ動作するものですが、解除して通常のWindows 10として使うこともできます(Sモードへの復帰は不可)。
コンパクトさが魅力的に映る製品ですが、海外版の最安モデルは399ドル(日本円換算で約4万4000円)で、国内版の割高感は気になるところ。これについてマイクロソフト日本法人は、Cnetに対し「日本の一般向けモデルは、Officeをプリインストールしている。これは全世界で日本だけ。このほか、市場の状況や為替などを含めて価格を決定している」とコメントしています。Officeの価格を考えれば割安ともとれますが、Officeの有無を選べたほうがありがたいところです。
(沓澤真二)
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