スープラ、復活! アメリカの超ぶっ飛びレース「NASCAR」に新型マシンが参戦、市販モデルは2019年前半に登場(1/2 ページ)
そのままのロゴデザインがうれしい。
トヨタ自動車は、アメリカで人気の自動車レース「NASCAR」(ナスカー)のエクスフィニティシリーズに、2019年から新型スポーツカー「スープラ」で参戦すると発表しました。
NASCARは、バンク(傾斜角)の付いたオーバルトラックを、時速300キロにも達する速度で周回するアメリカ独自のレースです。厳しい車両規定でも知られ、イコールコンディションに近い多数の車両による迫力ある密集走行が特徴となっています。
NASCARのレースにはいくつかのカテゴリーがあり、トヨタは、高級セダン「カムリ」でモンスターエナジーシリーズに、ピックアップトラック「タンドラ」でキャンピングワールドシリーズにそれぞれエントリーしており、2019年シーズンは3車種での参戦となります。
NASCAR仕様のスープラは車両規定に合わせて、他の市販に向けたコンセプトモデルとは大きく異なるボディラインとなっているものの、フロントフェイスなどにはこれまでに公開された「GR Supra Racing Concept」などと共通する特徴が見られます。また車体後部には、スープラのロゴが往年と同じ字体で書かれていることも確認できます。
NASCARへの参戦発表とあわせて、トヨタ自動車はファン待望の市販車としてのスープラの復活にも言及し、2019年前半から世界各国で順次発売すると明らかにしました。GAZOO Racingによるスポーツカーシリーズ「GR」のコンセプトカーとしてジュネーブモーターショーでお披露目された「GR Supra Racing Concept」、そして今回のNASCAR仕様のスープラ。市販車の姿はまだ公開されていませんが、新世代のスポーツカーの登場に期待が高まります。
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