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「リトル・マーメイド」の名場面を男性が熱演 コスプレはチープながら絶妙な再現度で世界を笑わす

セバスチャンが出てくるたびに笑ってしまう。

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 「リトル・マーメイド」の名場面「パート・オブ・ユア・ワールド」を、当て振りで再現した男性がYouTubeで笑いを呼んでいます。コスプレや小道具のデキはチープながら、構図は原作とほぼ一致していてすごい。

ワイプ表示の原作映像と比べてみると、構図だけはだいたいあってる

 赤い布を頭に、青緑の布を腰に巻いてアリエルにふんする、投稿主のアレックス・ラミレスさん。風船で作ったフランダーとともに、地上への憧れを歌います(口パクで)。さらに別のカットでは、全身を赤く塗ってセバスチャンに。進行が原作通りなので当然なのですが、ちょくちょく顔を見せては笑いを誘います。

ゴムキャップをかぶって、セバスチャン役もこなすアレックスさん

 泳ぐシーンは、仲間に布を引っ張ってもらって再現。時々サポートの手が映り込むあたり、手作り感があからさまで楽しいですね。

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布をヒモで引っ張って、髪と尾をたなびかせる。仲間の手が丸見えで潔い
フランダーは棒にくくりつけて操作
セバスチャンのコミカルなシーンも、虫メガネや鏡を使った工夫でどうにか再現

 最後に上昇し(階段を上り)、外の世界(天窓)を目指すアリエル(風の男)。紙に開けた穴から手を伸ばし、「陸の世界の果てまで行きたい」とうったえます。……といったくだりで再現は終了。投稿主は突然地声でしゃべり出し、視聴者を我に返らせるのでした。

階段を上っているだけでも、雰囲気は出ている
天窓の向こうに知らない世界が
迫真のラストシーン
……からの地声。「いったい俺は何を見ていたんだ」といった気分にさせられる

 動画はTwitterユーザーが紹介したことから、日本で広く拡散。アレックスさんは2月にも、「アナと雪の女王」の名場面を低予算で再現して注目を集めています。

こちらも編集と演出がすばらしい

(沓澤真二)

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