海面が10メートル上昇した軍艦島の姿が涼しげで神秘的 3DCGで作られた映像に「実写かと思った」「ロマンの塊」の声
フィクションならではの感動がありました。
暑さが和らぐような軍艦島(長崎・端島)のCG動画がTwitterで話題になっています。海面が10メートル上昇した姿に夢が広がる……!
海面の上昇により島の約半分が海に沈んだ軍艦島を3DCGで表現したもので、現実の軍艦島とはまた違う神秘的な魅力を感じる風景を見せてくれています。映像もとてもリアルで、言われないとフィクションだと気づかないほどです。
動画ではゆっくり動いて視点を変えたり、島に近づいたりと、まるで飛ばしたドローンからの映像を見てるような感覚に。島の周囲を覆うコンクリートの岸壁がかろうじて見えているくらいの沈み具合が、元のシルエットを感じさせてワクワクするのと同時に、海中に沈んでいる建築物の姿に海底神殿を見たようなロマンを覚えます。美しい海と合わさって見ているだけで心が涼む気がする。
投稿したのは「日本列島VR」などを開発・公開している3DCGデザイナーのVoxelKei(@VoxelKei)さん(関連記事)。今回の映像は3Dフォトグラファー・AKIRA DEMIZU(@DemizuAkira)さんの軍艦島のデータを元に作成されたもので、「暑いので」と海に沈んだ様子を公開。他にも鳥になったような視点のVRで元の軍艦島を自由に眺める動画なども公開しています。
コメントでは「ステキ」「見てるだけで楽しい」と感動する声が寄せられ、中にはあまりのクオリティーに「実写かと思った」と驚く声も。また「未来少年コナン」といったアニメやSF映画を思い浮かべる人の声も上がり、「エモい」「ロマンの塊」と人気を集めています。
画像提供:VoxelKei(@VoxelKei)さん
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