Twitter、「シャドーBAN」疑惑について否定 「故意に特定のアカウントを非表示にしている」との疑惑で
ドナルド・トランプ米大統領がツイートしたことから話題になっていました。
Twitterは7月26日、一部で疑惑の声が上がっていたTwitterの「シャドーBAN」について、公式ブログで「シャドーBANは行っていない」とのコメントを発表しました。
シャドーBANとは、特定のアカウントを本人に気付かれることなく、意図的にタイムラインや検索結果に出ないようにすること――とされています。Twitterを巡っては少し前から、政治的検閲の一環としてTwitterがシャドーBANを行っている、といったうわさがあり、また7月26日にはドナルド・トランプ米大統領も「Twitterが共和党員をシャドーBANしている」などとツイートしたことから大きな話題になっていました。今回のコメントは、こうした流れを受けて発表されたものと考えられます。
Twitterのコメントは、単刀直入に言えば「シャドーBANは行っていない」という内容。しかし、先日一部のアカウントが検索結果のサジェストに表示されない問題が見つかり、これについてはすぐに修正を行ったとのこと。Twitterによれば、サジェストに表示されなかったアカウントの数は数十万にのぼり、特定の政治的所属や地域などに限定されるものではなかったといいます。また、表示されなかったのはあくまで検索結果のサジェスト部分だけで、アカウントやツイートそのものについては通常どおり表示されていたそうです。
Twitterによれば、ツイートや検索結果の“表示ランク付け”については確かに行っているものの、これらはあくまで不正防止やコミュニティの健全化のためのものであり、政治的見解やイデオロギーに基づく「シャドーBAN」については一切行っていないとしています。
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