関係がリセットされる夏休みが悲しい…… 学生の夏に起こる残酷なあるある展開の漫画が心に残る切なさ
夏休みがトラウマになりそう……。
学校で会えていた人と会えなくなる「夏休み」の切ない漫画がTwitterで話題になっています。共感できるだけに辛い……。
勉強が苦手で特に仲の良い友だちもいない宮内は、学校が苦手なゲーム好きの女子。しかし最近、彼女を「宮内!!」と気軽に呼んでよく話しかけてくる男子・池田とゲームの話で盛り上がるようになり、彼のおかげでちょっとだけ学校が好きになりつつありました。そんなタイミングで例の夏休みがやってきます……。
夏休み前に連絡先を交換できず、宮内は結局家で夜通しゲーム三昧な日々を送ります。そしてあっという間に夏休みが明けて登校日。まだ蝉が鳴く夏の学校に向かって歩いていると、「池田」と彼の名前を呼ぶ声と「お前長谷と付き合ったってマジ!?」という声が目の前から聞こえてきます。
久しぶりに会った男友達とその“夏休みでの出来事”を話し、女子と付き合ったことを認める池田。そんな中、ふと後ろにいる宮内に気づいた池田は以前とは違う目を向け「あ、おはよう、宮内さん」と、まるで仲良くなる前のような態度で彼女に話しかけるのでした。こんなに悲しくさせる夏休みってないよ……!
漫画は臣人さんと伊与田まとさんによるサークル「VigaHigh」のTwitter(@vigahigh)に投稿された作品で、同作は臣人さんによるもの。ラストのコマには白い空白と「リセットサマー」の文字が書かれ、投稿の際の「(ああ、この子のおかげで楽しい…)って思った矢先に夏休み入って、明けにちょっと挨拶交わすだけに戻っちゃうの悲しいよな」という文面のツイートにつながっています。特に第1学年時ってそうなりますよね……。
3ページと短い漫画ながら見事に表現されたその悲しみに、コメントでは「せつねええええ」「うわああああ」と切なさで胸がいっぱいになる人の声が多く寄せられ、「夏休みの空白って残酷」「あるあるだわ…」と共感の声も上がる反響を呼んでいます。ちなみに最後の“さん”付けが特にキツいという声はほぼ共通の様子でした。すごいわかる。
他にもさまざまな種類の漫画を投稿しているサークル「VigaHigh」のこれまでの作品は、ブログ「ヴィがハイ保管庫」にてまとめて公開されているので、気になった人は見てみると切なさを乗り越えて楽しい時間を過ごせるでしょう。
画像提供:サークル「VigaHigh」さん
関連記事
中学でのいじめの経験を大人になるまで引きずり…… 医師の力で立ち直った体験を描いたエッセイ漫画に共感の声
自分のために、あるいは子どものために知っておきたい。「友達の数=人間力ではない」 漫画「友達といるのが辛いです。」が核心を突いてくると話題
ハッとさせられる言葉が共感を呼ぶ。こぐまのケーキ屋さん「ばれんたいんでー」
一見ふつうのハートのチョコレートですが……?「やる気が出るのはやり始めてから」 「やる気の出し方」をシンプルに説く漫画に納得する声
仕事に行き詰まったときも、作業用ファイルを開くなど姿勢だけでも作ると、案外進んだりするものです。「告白してみてくれないか」 “未来からやってきた”先輩が後輩を全力で振り回す漫画
早く付き合っちゃえば良いんじゃないかな。片想いの女の子が16年前からタイムスリップしてきた 失恋の古傷を深くえぐる「青春のアフター」
漫画紹介連載「虚構新聞・社主UKのウソだと思って読んでみろ!」の第79回。自分を振ると同時に目の前から消えてしまった女の子が、そのままの姿で16年後にまたやってきたら、あなたはどうする?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.