ニュース

瀧波ユカリ『臨死!! 江古田ちゃん』がアニメ化! 回ごとに監督、声優、アニメ会社などが代わるオムニバス形式

構想12年はだてじゃない。

 瀧波ユカリさんのデビュー作『臨死!! 江古田ちゃん』のテレビアニメ化が決定。2019年1月から放送される同作では、1話ごとに監督や声優、制作会社などが交代していくというオムニバス形式を採用しています。あの“クソアニメ”よりすごいことになってる。


原作第1巻(Amazon.co.jpから)

 「臨死!! 江古田ちゃん」は、講談社の漫画誌『月刊アフタヌーン』で2005年から2014年にかけて連載された作品。東京都練馬区にある江古田駅近くに住むフリーターの江古田ちゃんを中心に、その周辺の人々との交流を描いた内容で、2009年には瀧波さんがパーソナリティーを務めていたニッポン放送「一青窈と江古田ちゃんのオールナイトニッポンR」内でラジオドラマが放送。2011年には鳥居みゆき主演でテレビドラマが作られ、同年には「ユルアニ?」内で「元気!! 江古田ちゃん」と、タイトルは異なるものの原作に則した内容でアニメ化されていました。

 作品を手掛けるのは、「タッチ」「銀河鉄道の夜」などを手掛けた杉井ギサブローさんや、「装甲騎兵ボトムズ」の高橋良輔さん、「メイドインアビス」の小島正幸さんら12人の監督たち。各監督は、原作からお気に入りのシーンを選んでアニメ化していくとのこと。それぞれの画風で描かれた江古田ちゃんのキャラクターデザインも公開されています。


チャレンジングすぎる

「臨死!! 江古田ちゃん」の監督(敬称略)

杉井ギサブロー(「タッチ」「あらしのよるに」「銀河鉄道の夜」)

高橋良輔(「装甲騎兵ボトムズ」)

大地丙太郎(「おじゃる丸」)

望月智充(「ローゼンメイデン(新)」)

三沢伸(「capeta」)

高橋丈夫(「狼と香辛料」)

米たにヨシトモ(「食戟のソーマ」)

コバヤシオサム(「BECK」)

小島正幸(「メイドインアビス」)

しぎのあきら(「おそ松くん」)

長濱博史(「蟲師」) ※濱は異体字

森本晃司(「18if」)

 構想には12年を費やしたとのこと。監督として名前が挙がっている杉井さんは「参加している監督陣も楽しみにしているに違いない。こんな競演もめったにできることじゃない。贅沢なディナーをいただく前のような気分でワクワクしている」とはやる気持ちを伝えており、原作者の瀧波さんからも「非常に信じられない思いでいっぱいであるとともに、皆さま無茶しやがって…と万感の思いに包まれております」「疑心暗鬼と感謝を胸に、放送開始まで全裸で待機することといたします」とのポジティブかつアクティブなコメントが寄せられています。

時代を斜めに走りながら、逞しく軽快に生きる女!
瀧波ユカリさん原作「臨死!! 江古田ちゃん」を十二人の監督が自由に演出していいという、なんともゼイタクな企画! それぞれの監督が江古田ちゃんの生き様をどんな視点で描くのか?
参加している監督陣も楽しみにしているに違いない。こんな競演もめったにできることじゃない。贅沢なディナーをいただく前のような気分でワクワクしている
―― 杉井ギサブローさんのコメント

えてして企画とは「いいところまで行ったけど通らなかった」ってなるのが世の常なので、企画が一応進んでますよ…というアフタヌーン編集部からのお知らせをボリューム最小にして受信していたのですが、進んでますよ…進んでますよ…とお知らせは届き続け、ついに情報解禁するところまでたどりつき、非常に信じられない思いでいっぱいであるとともに、皆さま無茶しやがって…と万感の思いに包まれております。
そして未だに「これってほんとなんだろうか」とほっぺたをつねりまくる自分がおります。
疑心暗鬼と感謝を胸に、放送開始まで全裸で待機することといたします。
わ~い楽しみ~~。
―― 瀧波ユカリさんのコメント

(C)瀧波ユカリ・講談社/臨死‼ 江古田ちゃんアニメ製作委員会

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 天井裏から変な音がする→スマホを突っ込んで撮影したら…… 映った“とんでもねぇ”モノに「恐ろしい」「何これ」と騒然の196万表示!
  2. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  3. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  4. 0歳赤ちゃんの手をママがにぎった瞬間、いとおしすぎるリアクションが! 「かわいいな〜〜!」ともん絶する人続出
  5. アルミ板に水銀を垂らしたら……? 5000万再生の“衝撃的な実験結果”に「不気味」「一生忘れられない」
  6. 亡き父が植えた思い出のモミの木が巨大化→次男が伐採していると兄が現れ…… リアルな庭じまいの記録に共感と応援の声
  7. 11カ月娘、帰宅したママの顔を見た瞬間……! ママ「うれしそうすぎてうれしすぎる」100点満点のお出迎えに「これは可愛いよ」
  8. 東京駅の中身ってこうなってたんだ! 豆知識が詰まった手描きの断片図に「これ凄い!」「見ながら散策したい」の声
  9. 「とんでもないものが売ってた」 ハードオフに“33万円”で売られていた「まさかの商品」に思わず仰天
  10. 1歳娘とママの前に虫出現!→叫びながら必死で退治していると…… まさかの結末に「爆笑」「2人ともよく頑張った」