心を鷲づかみにするってこういうことか……! 母(元売れっ子ホステス)の話をオタク的に解釈した漫画が刺さる
母「一番は『好きだよ』って言われても『私も好き』って言わないことかな」。
元売れっ子ホステスだった母の話をオタク的に解釈した漫画が、Twitterで共感を呼んでいます。そうか、接客もガチャも、本質は同じだったのか……!
きっかけは投稿者のはやしね(@haya_sine)さんが、昔人気ホステスとして働いていたお母さんに「ぶっちゃけどうしたらそんな稼げたの?」と質問したことから。
するとお母さんは「会話スキルとかいろいろあるけど……」と言いつつ、「一番は『好きだよ』って言われても『私も好き』って言わないことかな」と回答。好きと伝えればそれでお客さんが満足してしまうので、「ほどよく濁し、もうちょっと通えば付き合えるんじゃ?」と思わせるのだそうです。これは序盤からすごい高等テクニックが飛び出した……!
これに対してはやしねさんは、「じゃあ『俺のこと好き?』って聞かれたら?」と重ねて質問しますが、「『私の気持ち言いたいけど、言ったら仕事にならなくなっちゃうからダメ』っていう」とお母さん。こうすることにより、「好き」なんて言ってないのに、お客さんが「俺のこと好きだから仕事に支障が出るんだ」と思ってくれるのだそうです。す、すごい……!
場面は変わって、ソーシャルゲームを友人たちとプレイするはやしねさん。「○○万課金したのに出ねぇ……」と嘆く友人がもう1万円課金した瞬間に、目当てのキャラをゲット。「オメデトー」と祝福ムードでしたが、この様子にお母さんから聞いた「ほどよく濁して『もうちょっと通えば付き合えんじゃ?』って思わせるのよ」「そうするとその分お金もかけてくれるのよね」という話を思い浮かべて、「一緒やな……」と考察。
接客もガチャも、「『もうちょっと通えば(回せば)手に入るかも』と思わせることがもうけにつながると思った」とつづっています。
この漫画には「有能」「おかあさま、素晴らしい!」といったコメントの他に、「ATM化させるスキルが凄いw」との意見も。中には「そんなハイスペック持ちのお母様は、一体どんな方と結婚されたのですか」との質問も寄せられており、はやしねさんは「母親も実はお店の常連のお客さんと結婚しています。その人がお店に通っていた頃はひどく根暗で、母親が『この人は放って置けない』と思ったんだとか…」と意外なお父さんとのなれそめも明かしました。
人の心を夢中にさせてしまうテクニックが垣間見えるような作品でした。
漫画提供:のはやしね(@haya_sine)さん
(Kikka)
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テレビでこのやり取りやってほしい。
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