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LA地下鉄に「全身スキャナー」設置 全米初、利用客の安全を守るハイテクセキュリティ装置(1/2 ページ)
隠し持っている危険なものを検出。
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米国運輸保安庁(TSA:Transportation Security Administration)とロサンゼルス郡都市圏交通局は8月14日(現地時間)、ロサンゼルスの交通機関「Metro」に武器や爆発物などの脅威の検出に役立つ新型の携帯型乗客スクリーニング技術を導入したと発表しました。
導入したのは、2017年にTSAが検証し、認可した「Thruvision TAC-TS4」と呼ばれる装置。ポータブル形のためMetro構内のあらゆる場所に配置でき、隠された脅威に対して素早く、目立たないように個人をスクリーニングするソフトウェアを備えます。
検出システムは、人の身体から発する自然発生波を遮る対象物を識別する仕組みで機能します。「緑色の幽霊」のように見えるアバターを生成し、危険な物体を服の内側に隠し持っていたり、身体に縛って隠していたりするとアバターに黒い斑点を付けて脅威を視認できるようにします。金属、非金属、いずれの物体も識別可能です。
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法執行機関やMetroのセキュリティ部門は、利用者の交通を妨げずに交通機関利用者をスクリーニングでき、いかなる種類の放射線も放出せず、また早期の脅威検出が可能なことから決定的かつ先制的な行動をとれるようになるとメリットを述べています。
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