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こいつ、走るぞ! レゴ、スーパーカー「ブガッティ・シロン」を原寸大で再現する暴挙に出る(1/2 ページ)

100万ピースを超えるレゴブロックが使われているそうです。

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 スーパーカー「ブガッティ・シロン」を、レゴブロックを使って原寸大で再現したレゴカーが制作されました。何を言っているのかわからないと思いますが、レゴなのに本物のクルマのように走るんです。


シロンの美しい曲線をしっかりと再現したボディだけじゃなく、ほぼすべてレゴ(画像は特設サイトより)

 これは最近発売されたハイエンド・レゴキット「1/8スケール レゴ・テクニカル ブガッティ・シロン」(関連記事)にちなんで、レゴ社とブガッティ社が協力して制作したというコラボ企画。「せっかくだし、原寸大でやってみようぜ」と誰かがおバカなことを言ったときに、誰も止める人がいなかったようです。素敵やん。

 原寸大で再現されたブガッティ・シロンは、339種類以上、100万ピース以上のブロックが使われており、特徴的なボディだけでなく、ほぼすべてがレゴで構成されています。もちろん接着剤は使われていません。

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 ハンドルやブレーキシステムまでもがレゴで作られていますが、ゴムが必要なタイヤホイールやデジタルメーターなどはさすがに無理だったようです。


完成した原寸大のレゴ・ブガッティ・シロン(画像は特設サイトより)

本物のブガッティ・シロンと並んで(画像は特設サイトより)

 動力となっているのはレゴ・テクニックのファンクション・モーターキット。2304個のモーターを連結してエンジンブロックに搭載しており、最大5.3馬力を発揮します。総重量1500キロのボディを動かすには十分なパワーです。

 制作のために専門家を含めた16人のコアチームが結成され、たくさんのスタッフが動員されて、制作にかかった時間は累計1万3000時間を超えるそうです。


ブガッティのオフィシャルドライバー、アンディ・ウォレスがハンドルを握る(画像はYouTubeより)

 完成した原寸大レゴ・ブガッティ・シロンは実際に走る様子を撮影するためにテスト走行が行われました。ロケーションは本物のブガッティ・シロンがテスト走行を行ったコース「エーラ・レッシエン」が選ばれ、ブガッティのオフィシャルテストドライバーで元ルマン勝者、アンディ・ウォレスがハンドルを握りました。これらの様子を収めた映像はレゴとブガッティの公式SNSのほか、YouTubeでも公開されており、レゴ公式サイトでは特設ページが設けられ、メイキング映像も公開されています。

The Amazing Life-size LEGO Technic Bugatti Chiron that DRIVES!

春山優花里@haruYasy.

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