おぉぉ未来的！　ついに出た　レクサスが「デジタルドアミラー」、市販車へ世界初採用（1/2 ページ）

　トヨタ自動車／レクサスは9月12日、量産車としてはじめて（2018年9月現在、レクサス調べ）「デジタルアウターミラー」を投入すると発表しました。2018年10月発売予定の新型車「レクサス・ES」（関連記事）に採用します。

　デジタルアウターミラーは、ドアミラー部に内蔵したカメラの映像を車内の小型ディスプレイに表示して後方を視認できるようにした装備です。従来型のドアミラーに対して暗所や天候の影響を受けにくく、高い視認性を確保できます。小型のカメラに置き換わることで、斜め前方視界の拡大や風切り音低減などの効果も見込めます。

　新型ESに備わるデジタルアウターミラーは、左右にスティック状のアウターカメラを配置し、左右のフロントピラー部に5型のディスプレイを装着して実現します。ウインカー操作やリバース操作と連動して表示エリアを自動的に拡大する機能など、運転状況に応じた周辺確認支援も実現します。ドライバーの操作で任意に表示エリアを広げることも可能です。

　レーシングカーの世界などでは何度か見かけるこの装備ですが、いよいよ市販車にも登場します。今後のカーデザインの進化・変化などにも期待ですね。