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小学生のころ、私が”自由研究ガチ勢”な子どもだった理由(1/2 ページ)

工作よりも地味だけど。

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 暑かった時期も過ぎてだいぶ経ってしまいましたが、夏休みの自由研究の話です。夏休みの宿題がめんどくさかった、嫌いだったという人は多いんじゃないかなと思いますが、私はすごく好きな“ガチ勢”でした。

 夏休みに塾に通うこともなく、ワイドショーで夏にだけやっている怖い話を見て、夏休みの間やっているちょっと古いアニメを見て過ごす暇な小学生だったのですが、毎年自由研究を頑張っていました。それはなぜかというと……。

 自由研究って夏休みの自由課題の中でも地味な方で、工作の方が「あいつの工作すげー!」ってクラスでヒーローになれるんですよね。

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 ましてや私は本にしていたので、どんなに頑張って作っても、開いて中まで読んでくれる子どもはあまりいなかったわけです。特に男子なんかは「あいつがあの子の自由研究を読んでいた」というだけでうわさされちゃうような多感な時期だし(思い返すとめんどくさい時期ですよね)。

 ちゃんと読んでくれたのは担任の先生ぐらいじゃないかなと思います。そうだと分かっていても、毎年頑張ってた。

 今から考えると、夏休みの宿題の自由研究という形で自分の好きなものについて調べ、まとめて、想いを形にするのって、人に読んでもらうものを作る原点だったのではないかなと思います。自由研究自体好きだったけど、先生という誰か一人は確実に読んでコメントをくれるわけだから、“読者に向けて何かを作っている”という気になっていたんですね。

 ちなみに自由研究にコメントくれた当時の担任の先生、私がテストが終わってひまな時間で落書きをして提出する(※個人ブログ)のも、面談で「面白いから娘さんのそういうところを伸ばした方がいい」と親に言ってくれるような方でした。


テストに落書きしてた時の図。これにより名前が記入されていないテストが教室に落ちていても、すぐに私のものだと分かったそうだ。小学生の指導って大変だね(他人事)

 ありがとう先生。今の自分が、先生が思い描いたような大人になれたかどうかは疑問だけど、表現する事が楽しいと思い続けることができた。だから先生の指導は無駄じゃなかったんだと思いたい。

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ちぷたそ

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