ネスレ日本が「チャーリーとチョコレート工場」WONKAチョコレートの販売を終了　ブランド販売権を譲渡

　ネスレ日本が、映画「チャーリーとチョコレート工場」などの劇中に登場する「WONKA」チョコレートの販売を終了すると発表しました。ネスレ米国がイタリアのフェレロへ菓子事業を売却するのに伴い、WONKAブランドも販売権を譲渡するためとしています。

　「WONKA」チョコレートは、原作・映画に登場する“世界中で大人気のウィリー・ウォンカ製の板チョコレート”を商品化したシリーズ。主人公が大きなチャンスをつかむきっかけになったお菓子でもあり、ファンの間で愛されていました。

　ネスレによる「WONKA」チョコレートの製造は2018年で終了し、在庫がなくなり次第販売を終了。今後米国内でネスレが販売する菓子は「トールハウス」クッキーのみとなりますが、日本では「WONKA」のみ販売を終了します。「キットカット」など他の菓子については、日本国内では今後もネスレが販売を継続するとのこと（「キットカット」は米国のみネスレではなくザ・ハーシー・カンパニーが製造）。

　また、今後フェレロが日本で「WONKA」チョコレートの販売を続けるのか日本ネスレに話を聞いてみたところ、現時点では不明とのことでした。「WONKA」ファンの人は、フェレロが販売を続けてくれることを祈るしかなさそうです。