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年間7万円をタピオカに使う記者がオススメのタピオカ店3選 なぜ人はタピオカに行列を作るのか

いろんな専門店に行ったけど、メジャーどころがやっぱりうまい。

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 モチモチ食感で老若男女を問わず人気を集める「タピオカドリンク」。今回はタピオカドリンクを週に2回以上飲み、自宅でもゆでるほどのタピオカ好き記者が“ミルクティーだけじゃないタピオカの魅力”をお届けします。

週に1回は立ち寄るTHE ALLEY(ジ・アレイ)のタピオカドリンク

タピオカとは

 タピオカの原材料はキャッサバという芋から抽出したでんぷんで、水に溶いて加熱し、粒状に乾燥させたものをタピオカパールと呼びます。このタピオカパールをゆでて戻すと、モッチモチのタピオカに。そしてそのモッチモチの歯ごたえが飲むもののハートと顎を離さないのです。

筆者が自宅でゆでているタピオカ

 実は日本にタピオカブームが来るのは今回が2回目。1990年代に初めて台湾のタピオカチェーンが日本へ進出し、その珍しい見た目や食感から大きな話題を呼びました。そのころ広まったのがタピオカミルクティーという、ミルクティーにタピオカを入れたドリンクで、現在でも最もメニュー名が周知されているのではないでしょうか。

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 しかし筆者、実はタピオカミルクティーが苦手です。というのも、もともとミルクの風味が強いドリンクが苦手なため、ミルクティーを好まないのです。「タピオカおいしいけど、ミルクティーなぁ……」そんな風に思っていたときに出会ったのが、台湾茶が楽しめるカフェ「Gong cha(ゴンチャ/貢茶 )」の「パッションフルーツ 阿里山ティー エード+パール(タピオカ)」(Mサイズ540円)でした。

Gong cha(ゴンチャ/貢茶 )

Gong chaでのおすすめは「パッションフルーツ阿里山ティー エードのタピオカトッピング」

 アジアを中心に世界で約1400店舗を展開するGong chaの強みはなんと言ってもカスタマイズの自由度とお茶の種類の多さ。こう書くと「注文難しそう……」と尻込みしてしまいそうですが、意外と注文は簡単です。

 まずはメニュー表を受け取り、ドリンクを決めます。私のおすすめは「パッションフルーツ 阿里山ティー エード」。スッキリとした 阿里山ウーロンティーにパッションフルーツの甘酸っぱさがプラスされ、清涼感のある後味が特徴です。

 ドリンクを選べたら次にサイズと、ゼロ・少なめ・ふつう・多めの中から甘さを決めます。ほとんどの方はMサイズと甘さ普通を選んでいると思いますが、ここはお好みで。ちなみに甘さは日本人向けに調整されているので、普通だとちょうどいいぐらいです。

もちろんミルクティーも美味!

 次にゼロ、少なめ、普通、多めから氷の量を選びます。こちらは少なめを選ぶ方が多いようですがゼロを選んだ場合は70円アップになるので、注意してください。そして最後に、パール(タピオカ)、ミルクフォーム、アロエ、ナタデココ、バジルシード、グラスジェリーの中からお好みのトッピングを選べば完成です!

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 またゴンチャでは台湾のお菓子、パイナップルケーキとマンゴーケーキ、レモンケーキも提供しており、筆者は必ずパイナップルケーキ(250円)を購入しています。もっちりとしたパイナップル餡のさっぱりした甘みがドリンクにとてもよく合います。

パイナップルケーキは一度は食べてみるべき

 また“ミルクフォーム”というミルクを泡状にしたトッピングと、ストレートティーを合わせた「ゴンチャスペシャル」という組み合わせも存在。こちらは甘くてほんのりしょっぱいミルクフォームとティーのバランスが絶妙で、上級者に人気の組み合わせとなっています。機会があればこちらも試してみてほしいです。

ミルクフォーム。アワアワのミルクがティーに混ざっていくとおいしい

(※)価格は税別

THE ALLEY(ジ・アレイ)

 どうですか、そろそろタピオカ飲みたくなってきましたか? お次は「いや、タピオカにはやっぱりミルクでしょ」派の方におすすめなTHE ALLEY(ジ・アレイ)の「黒糖タピオカラテ」(Mサイズ650円)をご紹介します。

オススメは黒糖タピオカラテ(右)

 こちらのお店のトレードマークはブランドロゴにもなっている鹿。お店の名前は分からないけれど、鹿のマークのタピオカなら知っているという方もいらっしゃるかもしれません。

鹿のマークでおなじみ
店内にも鹿!

 ジ・アレイは基本的に決められたメニューを注文するスタイルで、飲みたいドリンクのサイズと温度(冷・温・熱)を選ぶだけでOK。注文は比較的簡単です。筆者のおすすめは「黒糖タピオカラテ」。沖縄産黒糖蜜で丁寧に煮込まれた手作りの黒糖タピオカと、濃厚なミルクの香りが混ざり合い、香ばしさが光る逸品です。

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熱々で注がれる黒糖とフレッシュなミルクが混ざり合い、目にもおいしい

 先ほどミルクが苦手と言っていた筆者ですが、ジ・アレイの「黒糖タピオカラテ」に関しては、黒糖蜜とタピオカがメインで、ミルクが勝ちすぎないためとても気に入っています。なんといってもタピオカ自体に黒糖蜜がよく絡み、味がついている状態なので、“飲んでいる”と“食べている”両方の感覚を最大限に楽しめるのがうれしいです。

 またアッサムミルクティーにココアチップをふりかけた「盆栽タピオカミルクティー」(600円)はインスタ映えしておいしいと話題のほか、「オーロラドリンクシリーズ」と呼ばれるドリンクもお茶にフルーツが香る風味が人気です。

盆栽タピオカミルクティー
ねとらぼ編集部もその旨さに驚愕

 ちなみにねとらぼ編集部のおじさんたちに「タピオカがおいしい」と伝えたところ、「またまた~」みたいな反応でしたが、この「黒糖タピオカラテ」を飲ませたところ、しばらく黙ってから「これは……おいしいわ」「タピオカに味がついているだと……!?」と言っていました。THE ALLEYの黒糖は本当においしい。

タピオカ普及のため自腹で編集部に「黒糖タピオカラテ」を振る舞う筆者。そしてそれを奪い合う編集部

(※)価格は税別

CoCo都可(ココトカ)

 さらにタピオカミルクティー好きにおすすめしたいのが、世界で約3000店舗以上を展開するCoCo都可(ココトカ)。タピオカミルクティー専門店をうたうだけあり、定番はもちろん「ミルクティー with タピオカ・プリン」(520円)などの変わり種も存在します。

王道のタピオカミルクティーがおいしいCoCo都可
世界に約3000店舗以上展開している

 なかでもおすすめは「タピオカチョコレート」(495円)。カカオが香るミルクティーにタピオカがいいアクセントとなっており、特に女性人気の高い商品です。これからの季節はホットチョコレートドリンクに変更するのもオススメですよ。

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ホットもおいしい!

 またフレッシュミルクが香る「紅茶ラテ」「抹茶ラテ」や、“塩クリーム”がトッピングされた「抹茶塩クリーム」「ミックスジュース塩クリーム」、生搾りジュースのフレッシュ感がうれしい「生オレンジ緑茶」など、オリジナルのメニューが豊富にそろっているので、気分によってさまざまな味を楽しめるのもうれしいところです。

生絞り系メニュー
フレッシュさが最高!

 また原宿店・新宿西口店では、アイスコーヒーやキャラメルラテなどをカフェシリーズとして展開中。店舗限定メニューなので気になる方は行ってみるとよさそうです。

原宿店・新宿西口店限定のコーヒー系メニュー

(※)価格は税込み

おまけ自宅でタピオカ

 一定のペースでタピオカを摂取していると、次第に“タピオカなしでは生きられない体”になってくる場合があります。しかも夜中にタピオカを飲みたくなった日には、もう地獄。朝まで待てない。そんなときにおすすめなのが「カルディコーヒーファーム」などで販売している「タピオカエキスプレス おうちでタピオカ」の備蓄です。いろいろな種類を試しましたが、これが一番おいしいです。

自宅でもタピオカをたしなむ

 真空パック入りの生タピオカが約4杯分入っており、沸騰したお湯で20分程度ゆでるだけという簡単調理で、タピオカがニュルンと楽しめます。あとは苺ミルクやコーヒー牛乳などお好きなドリンクに混ぜるだけ。太いストローも付属しているので手軽にお店気分が味わえます。

タピオカミルクティーもどき(左)や抹茶タピオカもどき(右)
タピオカパフェもどきを食べて楽しむ

 でもやっぱり、少し並んでできたてを飲むタピオカドリンクにはかなわない! ぜひ今回ご紹介したタピオカドリンクを飲んで、貴方好みのお店、味を追求してみてください。ただしタピオカはちょっぴりカロリーが高いので、飲み過ぎにはご注意を……!

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(Kikka)

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