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トヨタ、燃料電池車「MIRAI」をリニューアル セーフティやソナーなど安全装備を山盛り仕様に(1/2 ページ)
安全装備を充実、727万4880円から。
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トヨタ自動車は、FCV(燃料電池自動車)「MIRAI」に一部改良を施し、2018年10月30日に発売しました。価格は727万4880円(税込)からです。
MIRAIは、2014年に発売されたセダンタイプのFCV。水素と酸素の化学反応によって発電する燃料電池を動力源としており、MIRAIのために開発された「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」は、後に燃料電池バス「SORA」などでも活用されています。
同車が登場する以前のFCVの多くは、リース販売や公共機関での導入が中心となっており、MIRAIは個人が買える本格的な市販車としての先駆け的存在でした。2015年1月に発表された発売後1ヶ月間の売上データでは、1500台あった受注のうち、約4割が個人購入とされています。
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今回のマイナーチェンジでは、トヨタの各車種で導入が進む運転支援システム「Toyota Safety Sense」を標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラによって歩行者や自転車との衝突回避を支援する「プリクラッシュセーフティ」、道路標識を認識する「ロードサインアシスト」、前のクルマが発進するとブザーやディスプレイ表示で知らせてくれる「先行車発進告知機能」などの機能を搭載します。
また、駐車場などでのブレーキの踏み間違いやアクセルの踏みすぎによる事故の被害を軽減する「インテリジェントクリアランスソナー」も装備するなど、安全装備の充実が図られています。
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