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都営バス、初の燃料電池バス量産車「SORA」を3台導入 2018年3月から運用開始(1/2 ページ)

2020年までに100台規模で納入予定。都営バス「都05-2系統」で運用開始(画像25枚)

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 トヨタ自動車は3月28日、燃料電池バスの量産車「SORA」の販売を開始。併せて東京都交通局がSORAを新たに3台導入し、2018年3月29日から運用を開始しました。まずは東京駅丸の内南口と東京ビッグサイトを結ぶ都営バス「都05-2系統」で、2017年に導入した「トヨタFCバス」の2台と合わせて計5台の燃料電池バスを同路線で運行します。

東京都交通局に導入されたSORA
東京都交通局に導入されたSORA
SORA
SORA

 トヨタはFCV(燃料電池自動車)「MIRAI」とともに、水素を用いる「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用した次世代型車両の開発を推進しています。燃料電池バスは愛知県豊田市での実証実験などを経て、2017年に「トヨタFCバス」2台を東京都交通局にリースし、一般営業路線での運行も既に行われています。今回のSORAは、燃料電池バスとして国内初の型式認証を取得した量産車。2020年までに東京を中心に100台以上の導入を想定しています。

 FCVは、水素と酸素の化学反応によって発電する燃料電池で得られた電力を動力源とする車両で、EV(電動自動車)の次世代型と位置付けられます。SORAは、走行時に二酸化炭素や環境負荷物質を排出しないFCVの環境性能に加え、電気モーターで動作することから騒音や振動が少ない乗り心地を実現するとしています。また、災害時などには蓄えた電力を外部電源として提供できる機能も備えます。

SORA
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