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初の大規模展覧会「浅野いにおの世界展」開催 『ソラニン』のネームや出版社持ち込み時の原稿も

クラウドファンティング企画も開始。

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 『ソラニン』『おやすみプンプン』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』などの作者である漫画家浅野いにおさんの画業20周年を記念した初の大規模展覧会「浅野いにおの世界展」が開催されます。サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階で2018年12月21日から2019年1月14日まで(12月31日と1月1日は休館)。

 20年間で出版された全ての作品を展示する他、『ソラニン』のネームや浅野いにおさんが初めて出版社に持ち込んだ原稿も初公開。原画はもちろん、インタビュー映像や漫画に出てくる洋服の展示など、盛りだくさんな内容になっています。

『おやすみプンプン』エリア
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』エリア

 また、「『等身大プンプン』をみんなで作る!クラウドファンティング」を企画。完成したプンプンは会場内のおやすみプンプンエリアの真ん中に設置予定。また、12月20日には展示会開幕に先駆けて特別内覧会開催し、浅野いにおさんのサイン会やライブドローイングを実施予定です。

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 入場料金は一般・大学生が1000円(前売り800円)、中高生が800円(前売り600円)。小学生以下は無料となります。

浅野いにおさんのコメント

 漫画家としてデビューして今年で20年が経ってしまいました。その20年の中で最長期連載だった『おやすみプンプン』という漫画は、非常に思い入れのある作品です。特に主人公である小野寺プンプンは、はじめこそ極めて適当な気分で描いた単なる落書きでしたが、結果的にたくさんの読者に愛され、そして嫌われ、僕にとっても忘れがたい、とても縁深いキャラクターになりました。

 この度の展示会で、来場者の方とともに撮影可能なプンプンの等身大フィギュアを設置したいと考えています。連載の終了した漫画はいつか風化していきます。しかし今一度、ただの薄っぺらな存在だったプンプンを、読者の皆さんの協力で厚みを持たせ、いまも、そしてこれからもどこかに彼は「いる」ということを感じてもらえるような展示ができたらと思っています。

 と、真面目に書きましたが、こんなふざけた企画はまたとない機会だと思うので、皆様のご協力、何卒よろしくお願いします。

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