ニュース

「トキの羽は拾ってもいいけれど人にあげてはいけない」 意外な法律に「知らなかった」の声が集まる

知れてよかった。

advertisement

 「トキの羽は拾ってもいいけれど人に売ったりあげたりしてはいけない」という、環境省佐渡自然保護官事務所のツイートが話題になっています

知らなかった!

 「トキの羽を見つけたら」というタイトルが付けられたツイートには、「トキの換羽が終わり、鮮やかなとき色が目立つようになりました。野外で落ちているトキの羽を見つけた場合、拾っても問題ありませんが、拾った羽を人に売ったり、無料でもあげたりすることは、法律で禁止されています。拾った羽は人にあげたりせず、大切にお持ちください。」と書かれています。

佐渡島で暮らすトキ

 これは平成5年(1993年)4月に施行された「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)によるもの。環境省のトキ情報のサイトにも「トキは種の保存法で、個体の捕獲や譲渡等が規制されています。例えば、拾ったトキの羽を他人に譲り渡す等の行為は法律違反となりますので、ご注意ください。」という記述があります。

advertisement

 トキが保護対象であることは知っていても、拾った羽を人に渡してはいけないことを知っている人は少なかったようで、リプライ欄には「知らなかった」「知れてよかった」「お土産であげてしまいそう」というコメントが並んでいます。実際にトキの羽を拾う機会は多くないかもしれませんが、もし見つけたら大切にしまっておくのが良さそうです。

もし羽を見つけたら大事にとっておいて(画像は写真ACから)

 同事務所のTwitterアカウントでは、生態に影響が出ないように車内から撮影したトキの姿を、「佐渡の車窓から」と題して公開中。佐渡の自然の中で過ごすトキの美しい姿が見られます。

美しい
鳴き声も気になります

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  2. ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
  3. 職場で21歳上の女性上司に“一目ぼれ”→猛アタックして交際&年齢差を乗り越え結婚 夫妻が波乱語る
  4. 不要になったペットボトルに種をまき、3カ月育てたら…… 驚きの成果に「すごっ!」「素晴らしいアイディア」
  5. 「悲しみに暮れてる」 サイゼリヤがメニュー改定→“定番商品”消滅にショック広がる 「大好きだったのに」
  6. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  7. 伊勢丹で販売の高級バレンタインチョコに「カビによる汚染」発覚…… 回収・返金へ
  8. そうはならんやろ! あどけない女の子が約45年後には…… “とんでもないギャップ”に爆笑 「立派に育ってw」
  9. 咳き込んでいたら、愛犬が寄ってきて…… ぽとりと置いたぬいぐるみに「なんて優しい子」と大反響 1年後の現在、飼い主に話を聞いた
  10. 父は時任三郎、母は元モデルの“33歳俳優”が「ダンディー」と話題 海外生まれで大卒後に俳優として活躍中