目を閉じたくなる恐怖映像……！　ハンググライダーに初挑戦の男性 → ハーネスが固定されてなくて危機一髪

　YouTubeに投稿された、初めてハンググライダーに挑戦した男性のハプニング動画が危機一髪でした。こんなにハラハラする映像があっただろうか……。

　初心者のため、パイロットと一緒に挑戦する男性。しかし離陸直前の時点で、彼だけハーネスが機体に固定されていません。そしてそのことにパイロットも気づかないまま斜面を助走し、機体が風を受けて空高く浮くと同時に、手だけでぶら下がる男性の姿が（！）。怖いなんてもんじゃない……！

　パイロットはすぐ近くに着陸しようとするもできず、男性が機体とパイロットに掴まってブラブラしたまま森の上を滑空。操縦しながら男性を手で掴もうとしますが、そうすると機体のコントロールができなくなるため、なかなかうまく助けることができません。

　男性も掴む力が限界のようで、パイロットの上着→機体のバー→パイロットのズボンと、徐々に掴む位置が下がっていく様子が。もうギリギリの男性でしたが、なんとか高度が下がったところで手を離して着陸することに成功……！　最高に恐ろしく長い約2分14秒でした。

　男性は休暇でスイスに来ており、その初日に起こった出来事でした。この事故のあと、彼は骨折した右手首にチタンプレートを7本のネジで固定する手術を受けたそうで、他にも負傷したことが語られています。

　ちなみに彼は動画の最後に「私は初めての飛行を楽しむことができなかったので、またハンググライダーに行くでしょう」とユーモアのある言葉で締めており、パイロットに対しても、致命的なミスがあったものの、助けようとしてくれたり、できるだけ早く地面に下ろしてくれたと語っています。