おにぎりの形、東日本は三角形、西日本はたわら型が多い 山本山がおにぎりと海苔を調査
海苔の種類などでも東西で差が出ました。
海苔やお茶を製造する食品メーカーの山本山が、「おにぎり海苔」に関するインターネット調査を実施しました。日本人にとって身近な「おにぎり」ですが、地方によってかたちや海苔の種類はさまざまです。調査では、東日本と西日本の間で大きな違いが見られました。
まず、普段食べるおにぎりの形を聞いたところ、東日本では「三角型」と答えた人が最も多く、68%にのぼりました。2番以下は「たわら型」「平たい丸型」「球体」「その他」の順番でした。西日本では「たわら型」と答えた人が多く57%、次いで「三角型」「平たい丸型」「球体」「その他」の順でした。コンビニで売っているおにぎりは関西でも三角型が一般的ですが、中には「関東に来ておにぎりが三角型で驚いた」という意見もあり、地域性がはっきり出る結果となりました。
次に、おにぎりに使う海苔の形を聞いたところ、東日本では「半切」と答えた人が多く、全体の34%。それ以下は「3切」「8切」「4切」「全型」「6切」「その他」の順番でした。西日本では8切と答えた一番人が多く割合は35%で、以降は「半切」「3切」「6切」「4切」「全型」の順でした。また、回答者の中には「8切を三角おにぎりに着物の衿みたく飾ります」と、海苔の巻き方にこだわる人も見られました。
おにぎりに巻く海苔の種類に関しては、東日本では「焼海苔」が91%だったのに対し、西日本では「味付け海苔」が62%でした。この問いも東西ではっきり答えが別れており、「関西でコンビニのおにぎりが味付け海苔でびっくり!」という意見があるなど、意外に思う人も多いようでした。
山本山では他にも「おにぎり海苔の好み」や「おにぎりに合うお茶」についても調査をしており、結果はWebサイトで確認できます。
- 調査期間:2018年9月19日~24日
- 回答者:山本山オンラインショップ会員167人
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