「転がってる一斗缶で組みました」 トランセンドジャパン主催“変態PC博覧会2018”にPCらしき何かが集う
PCという概念についてもう一度考えたい。
半導体メモリ製造などのトランセンドジャパン公式Twitterが12月10日から12月16日まで、「#変態PC博覧会2018」を開催しました。どんな意味でもいいので“変態”感あふれる自作PCの画像を投稿するというもので、大手パーツメーカーが多数スポンサーとして参加。メーカー賞に選ばれると、激レア(?)ノベルティがもらえるということです。
そして続々と集まりだす変態PCたちの祭典は、ぱっと見1つとしてPCが写っていない謎の写真の集まりとなっていくのでありました。「動けばケースなど問題ではない」というパワーにあふれた“PCらしき何か”たち、ご覧ください。
特に広く拡散されていたのが、岡山 健さん(@tacosfit)の一斗缶をケースにしたPCです。社長から「予算無いけどPC作ってくれ」といわれて余った部品と会社に転がってる一斗缶を使って組んだとのこと。嫌がらせ目的でしたが、予想に反して社内大爆笑だったそうです。缶の蓋が電源スイッチになっています。
なお、その後スペック的に満足行かなかったので実費を出してもらった上で別のPCを組み、一斗缶PCは社長の知り合いのバイク屋に流れたそうです。元の缶の中身である溶剤については、完全に乾燥させ発火の危険性がないことを確認した上で組んでいます。
続いて強烈なのが、遊PCさん(@PC89440123)「キャットタワーPC」。その名の通りキャットタワーの格段にパーツを乗せた、猫もびっくりな超変則形態PCです。置き場とメンテナンス性の確保からこの形態になったとのこと。地震にご注意なPCです。
Hinatanさん(@Hinatan09903829)は、昭和工業のカセットコンロ「PC-980」をPCに改造。ヤフオクでカセットコンロを見つけ、説明欄に「※パソコンでは有りません」と書いてあったのであえてPCにしてみたそうです。点火ノブを回して起動するギミック付き。
Hinatanさんによると、当時の落札価格は1000円程度。制作期間は工具等をそろえていたので1カ月程度、実際加工したのは3日くらいだそうです。もともと使われていた物で錆や汚れがあったので、磨きから着手。背面の鉄板の切断などの加工を施しています。製作中の写真を多数提供してくれましたので、コンロをPCに改造したい場合の資料にどうぞ。
他にも「#変態PC博覧会2018」には、多数の信じられないようなPCが投稿されています。ぜひ実際にご覧ください。なお、各メーカー賞は現在選考中の段階です。
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